夕刊:2017/12/19

NY高とドル建て現物相場の堅調を背景に買われ、金と白金が大幅続伸

為替
NY時間に米税制改革案の年内成立がほぼ織り込み済みと捉えられドル高が一服した流れを映し19日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安水準の1ドル=112円50銭台後半で取引を開始した。日中取引では日経平均が続伸して始まったことや時間外の米10年債利回りの上昇を受けドルが買われる場面も見られたがその後材料難から様子見となりドル円相場は112円50~60銭台の狭いレンジでの小動きで推移した。15時15分現在、1ドル=112円55銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場でNYダウ、ナスダック指数共に連日の史上最高値更新となったことを受け19日の東京株式市場では米株高を好感した買いが入り日経平均株価は前日比59円70銭高の22961円47銭と続伸して寄り付いた。寄り後も買いが継続し上値を試す動きとなり一時23000円台を伺う水準まで上げ幅を拡大したもののその後個人投資家などからの利益確定売りに押し戻され日経平均は前日終値近辺で一進一退の動きとなった。前引けの日経平均株価は前日比9円02銭高の22910円79銭で前場の取引を終了した。後場はやや売り優勢で始まった後日経平均は膠着感を強め動意に乏しい展開となった。大引けの日経平均株価は前日比33円77銭安の22868円00銭と小幅に反落した。
貴金属
金先限帳入値は4568円(前日比+28円)。銀先限帳入値は58.7円(前日比+0.1円)。プラチナ先限帳入値は3303円(前日比+49円)。パラジウム先限帳入値は3580円(前日比-16円)東京金は続伸した。NY高を受け買い優勢で始まった後はドル建て現物相場が底堅く推移したことが下支えとなり高値圏を維持し堅調に推移した。プラチナは大幅続伸した。NY高と南アランド高に支援され買い優勢となり3300円台を回復して寄り付いた。寄り後はドル建て現物相場の上値の重さから一時上げ幅を縮小するも金の上昇に押し上げられ3300円台を固める動きとなった。
石油
原油先限帳入値は41800円(前日比+50円)。ガソリン先限帳入値は58360円(前日比-10円)。灯油先限帳入値は56800円(前日比変わらず)。東京原油は小幅に3日続伸した。NY原油安を受け小安く始まった。寄り後はナイジェリアのストが延期となるなど目先の懸念材料が和らいだことから手がかり材料難で動意が薄くなる中、NY夜間取引が小高く推移したことで買戻しを誘い小幅高に転じた。ガソリンは小反落、灯油は横ばい。
ゴム
ゴム先限帳入値は207.0円(前日比-2.0円)東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引安を引き継ぎ売り優勢で始まった。寄り後はタイ政府の天然ゴム支援策の閣議決定待ちで様子見ムードとなり上海ゴム次第となる中、日中取引の上海ゴムの上値の重さが嫌気され東京ゴムは売り物に押され軟調となった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21570円(前日比変わらず)。大豆先限帳入値は46610円(前日比変わらず)。コーンと大豆は横ばい。コーンは小高く寄り付いた後シカゴ夜間取引安で下げに転じ前日終値を挟んでのもみ合いとなった。大豆は前日比同値で値が付いたあとは動意無し。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月住宅着工件数(前月比)(予想-3.2% 前回+13.7%)
22:30米11月建設許可件数(前月比)(予想-3.3% 前回+7.4%)
22:30米7-9月期四半期経常収支(予想-1160億ドル 前回-1231億ドル)

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