夕刊:2017/12/20

海外高と円安を受けて商品先物相場全般が堅調な動き

為替
NY時間で米長期債利回りの上昇を受けドル売りが強まり円安ドル高が進んだ流れを引継ぎ20日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円安ドル高水準の1ドル=112円90銭前後で取引を開始した。日中取引ではドル円が一時113円丁度近辺まで上昇したものの更に円安ドル高を誘うような目新しい材料も無いことからその後ドル円は113円の壁に跳ね返され112円90銭近辺へ押し戻された。午後は日経平均が上昇に転じたことからやや円安が進みドル円は113円前後へレンジを切り上げ取引された。15時15分現在、1ドル=112円99銭。
株式(日経平均)
前日のNY株式市場でNYダウ、ナスダック指数が反落したことを受け20日の東京株式市場では利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比33円07銭安の22834円93銭と小反落して寄り付いた。寄り後はNY株式市場でIT・ハイテク株が下落したことを映し東京市場でも東京エレクやソフトバンクなどの値嵩のハイテク株が軟調となり相場の重石となった一方で米長期金利の上昇でメガバンクなどの金融株が寄り後上伸したことから日経平均は一時プラス圏へ浮上した。その後は買いが一服し利益確定売りに押され日経平均は下げに転じ小幅安で推移した。前引けの日経平均株価は前日比14円77銭安の22853円23銭で前場の取引を終了した。後場の日経平均はやや値を戻して寄り付いた後金融株に加え商社株などのバリュー株が買われ日経平均は再度上昇に転じ小幅高で推移した。大引けの日経平均株価は前日比23円72銭高の22891円72銭と小幅に反発した。
貴金属
金先限帳入値は4582円(前日比+14円)。銀先限帳入値は59.2円(前日比+0.5円)。プラチナ先限帳入値は3315円(前日比+12円)。パラジウム先限帳入値は3598円(前日比+18円)東京金は3日続伸した。前日NY金は小反落したものの東京金は円安に支援され買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の堅調に下支えされやや上げ幅を拡大し底堅い動きとなった。プラチナは3日続伸した。NY高と円安を受け買い優勢となり続伸して寄り付いた。寄り後は一時利益確定売りに押され上げ幅を縮小するも金の上昇とユーロ高が下支えとなり押し目買いで寄り値近辺まで値を戻し堅調地合いを維持した。
石油
原油先限帳入値は42390円(前日比+590円)。ガソリン先限帳入値は58970円(前日比+610円)。灯油先限帳入値は57430円(前日比+630)。東京原油は大幅続伸した。NY原油高と円安を受け買い優勢で始まった。寄り後は北海油田のパイプラインの修理に時間がかかるとの見方が広がったことやNY市場引け後に発表されたAPI週間在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことが好材料視されNY原油夜間取引が上昇したことから東京原油も上げ幅を拡大しじり高基調を強めた。ガソリン、灯油も原油に連れ高となり大幅高。
ゴム
ゴム先限帳入値は207.9円(前日比+0.9円)東京ゴムは反発した。上海ゴム夜間取引高と円安を受け反発して始まった。寄り後は日中取引の上海ゴムが寄り後夜間からの上げ幅を削ったことから東京ゴムも売り物に押され上値が重くなり上げ幅を縮小した。タイ政府のゴム支援策の閣議決定待ちで新規材料に乏しく商いは盛り上がりに欠けた。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21730円(前日比+160円)。大豆先限帳入値は46750円(前日比+140円)。コーンと大豆は堅調な動き。コーンは円安とシカゴ高を受け小高く寄り付いた後最近のシカゴコーンの底堅さからテクニカル面での強気の見方が広がり買い戻しで100円超の上げ幅となった。大豆は円安とコーン高を背景に小高く寄り付いた後シカゴ夜間取引高に後押しされ上げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
24:00米11月中古住宅販売件数(年率換算)(予想553万件 前回548万件)

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