夕刊:2017/12/21

海外高と円安に支えられ今日もゴムを除く商品先物相場は堅調地合いを継続

為替
NY時間で米長期債利回りの上昇を受け円安ドル高が進みドル円が113円30銭台へ上昇した流れを引継ぎ21日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より30銭ほど円安ドル高水準の1ドル=113円30銭台で取引を開始した。日中取引では日経平均が反落して始まり下げ幅を拡大したことからドル円はやや弱含み113円20銭台へ軟化した。その後日経平均が下げ幅を縮小するに連れドル円は113円30銭台へ持ち直しもみ合いとなった。午後は日銀政策決定会合の結果が公表され日銀は大規模な金融緩和政策の維持を決定した。それを受け為替市場では円が売られドル円は113円40銭台へ上昇し底堅い動きとなった。15時15分現在、1ドル=113円39銭。
株式(日経平均)
20日に米下院で米税制改革法案が可決され米税制改革の成立が確実となったことから材料出尽くしで米株式相場が反落したことを受け21日の東京株式市場では銀行株など幅広い銘柄に利益確定売りが優勢となり日経平均株価は前日比39円71銭安の22852円01銭と小幅続落して寄り付いた。寄り後株価指数先物にまとまった売りが出たことから現物市場に裁定解消売りを誘い日経平均は下げ幅を拡大し一時160円以上下落した。売り一巡後は押し目買いが入り下げ幅を縮小した。前引けの日経平均株価は前日比85円44銭安の22806円28銭で前場の取引を終了した。後場は日銀政策決定会合の結果を受け円が売られ円安ドル高が進んだことから円安を背景に現物市場に買いが入り日経平均は前引けより下げ幅を縮小して寄り付いた。その後日経平均は一時プラスに転じる場面もあったものの手掛かり材料難で方向感が乏しくなり前日終値近辺で一進一退の動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比25円62銭安の22866円10銭と小幅に反落した。
貴金属
金先限帳入値は4608円(前日比+26円)。銀先限帳入値は59.4円(前日比+0.2円)。プラチナ先限帳入値は3342円(前日比+27円)。パラジウム先限帳入値は3624円(前日比+26円)東京金は大幅続伸した。NY高と円安に支援され買い優勢で始まった。寄り後はドル建て現物相場の上昇を受け地合いを引き締め堅調な動きとなった。プラチナは大幅続伸した。NY高と円安を受け買い優勢となり続伸して寄り付いた。寄り後は円安が下支えしたもののドル建て現物相場の上げ一服で上値が重くなり利益確定売りに押され上げ幅を縮小した。
石油
原油先限帳入値は42790円(前日比+400円)。ガソリン先限帳入値は59350円(前日比+380円)。灯油先限帳入値は57880円(前日比+450円)。東京原油は続伸した。NY原油高と円安を受け買い先行で始まった。寄り後はNY原油夜間取引が利益確定売りで小幅安に転じたことでやや上値が抑えられたものの北海油田のパイプラインの修理が長引いていることやEIAが20日に発表した米週間在庫統計で原油在庫が大幅に減少したことを背景に米国内での過剰在庫の解消が進むとの思惑から買いが継続し高値圏で推移した。ガソリン、灯油も続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は206.4円(前日比-1.5円)東京ゴムは反落した。上海ゴム夜間取引の小幅安を受け売り優勢で始まった。寄り後はクリスマス休暇を控え取引参加者が少なくなり商いが盛り上がりにかける中、日中取引の上海ゴムが寄り後夜間からの下げ幅を拡大したものの東京ゴムは下値を積極的に売る動きも無く弱含みながら小幅なレンジ内での小動きとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21870円(前日比+140円)。大豆先限帳入値は46980円(前日比+230円)。コーンと大豆は続伸。コーンはシカゴ高と円安を受け小高く寄り付きシカゴ夜間取引高やテクニカル面での強気から買い進まれ上げ幅を拡大した。大豆は相変わらずの薄商いの中、前日比同値で寄り付いた後円安とシカゴ夜間取引の堅調で上げ幅を拡大した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米7-9月期GDP・確定値(前期比年率)(予想+3.3% 前回+3.3%)
22:30米新規失業保険申請件数(予想23.3万件 前回22.5万件)
22:30米12月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想21.0 前回22.7)
24:00米11月景気先行指標総合指数(前月比)(予想+0.4% 前回+1.2%)

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