夕刊:2017/12/22

クリスマスを前に手掛かり材料難で様子見ムード強まり日経平均とドル円相場は共に方向感に乏しい動き

為替
NY時間で米長期債利回りの低下を受けドル売りが強まり円高ドル安となりドル円が113円台前半までやや弱含んだ流れを引継ぎ22日の東京為替市場のドル円相場は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安水準の1ドル=113円30銭台で取引を開始した。日中取引ではクリスマス休暇を前に見送りムードが強まりドル円は値動きが乏しく113円台前半での落ち着いた動きで推移した。一方でスペイン・カタルーニャ州の議会選挙で独立派の議席数が過半数に達したと伝わったことから欧州政治不安の高まりでユーロ売りが強まりユーロが全面安となった。午後に入りドル円相場は膠着感を強め113円30銭近辺で小動きに推移した。15時15分現在、1ドル=113円33銭。
株式(日経平均)
22日の東京株式市場では前日NYダウが3日ぶりに反発したもののNY株式市場でインテル、AMDなどの半導体関連株が下落しSOX指数が反落したことを映し東京市場でも東京エレクやアドバンテストなど値嵩の半導体関連株が売られたことから日経平均株価は前日比15円37銭安の22850円73銭と小幅続落して寄り付いた。寄り後は米長期金利の高止まりから銀行株が買われた他原油高で資源関連株が堅調となり日経平均は一時上昇に転じた。その後は決め手となる材料も見当たらず日経平均は前日終値を挟んで小幅な上げ下げを繰り返した。前引けの日経平均株価は前日比5円92銭安の22860円18銭で前場の取引を終了した。後場は前引けとほぼ同水準で寄り付いた後日経平均は小幅高に転じ小動きで推移した。大引けの日経平均株価は前日比36円66銭高の22902円76銭と小反発した。
貴金属
金先限帳入値は4609円(前日比+1円)。銀先限帳入値は59.4円(前日比変わらず)。プラチナ先限帳入値は3331円(前日比-11円)。パラジウム先限帳入値は3637円(前日比+13円)東京金は小幅に5日続伸した。NY高を受け小高く始まった。その後ドル建て現物相場の伸び悩みから利益確定売りに上値が抑えられもみ合いとなった。プラチナは5日ぶりに反落した。NY安を受け売り優勢で寄り付いた。寄り後は為替市場でユーロ安ドル高が進みドル建て現物相場が下落したことが嫌気され軟調となった。
石油
原油先限帳入値は42980円(前日比+190円)。ガソリン先限帳入値は59520円(前日比+170円)。灯油先限帳入値は57930円(前日比+50円)。東京原油は続伸した。NY原油高を受け小幅続伸して始まった。寄り後NY原油夜間取引は小安く推移したもののサウジアラビアのサルマン国王とロシアのプーチン大統領が21日に電話会談を行い原油市場の安定化に向け緊密に協力することで合意したとのロイターの記事が好感され上げ幅を拡大、一時43000円台に乗せた。もっともクリスマス前で出来高は細り気味で商いは盛り上がりに欠けた。ガソリン、灯油も続伸した。
ゴム
ゴム先限帳入値は203.4円(前日比-3.0円)東京ゴムは続落した。上海ゴム夜間取引安を受け売り優勢で始まった。寄り後も日中取引の上海ゴムが軟調に推移し一時14000元の大台を割り込んだことから売りが加速し一段安となった。その後上海ゴムの下げが一服し14000元を回復すると東京ゴムもやや値を戻したものの戻り売り圧力が強く安もち合いとなった。
とうもろこし・大豆
コーン先限帳入値は21970円(前日比+100円)。大豆先限帳入値は46900円(前日比-80円)。コーンは続伸した。コーンは小麦高と米農務省が発表した週間輸出制約高が市場予想を上回ったことを手掛かりにシカゴ高となった流れを引き継ぎ続伸して始まった。その後シカゴ夜間取引はやや弱含みとなったもののテクニカル面の強気を背景に押し目買い意欲が強く高値圏で堅調な動きで推移した。大豆はシカゴ夜間安を受け小口の売りに押され反落した。
今日のニュース
今晩の主な経済指標予定
22:30米11月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)(前月比)(予想+0.1% 前回+0.2%)
22:30米11月個人所得(前月比)(予想+0.4% 前回+0.4%)
24:00米11月新築住宅販売件数(年率換算)(予想65.5万件 前回68.5万件)
24:00米12月ミシガン大学消費者態度指数・確報値(予想97.2 前回96.8)

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