朝刊:2017/01/18

2017/01/18 朝刊

NY為替
英メイ首相の演説内容は、「EUを解体することを望んでいない」、「EUの部分的な加盟に留まることは望んでいない」、「EU単一市場のメンバーであることは提案しない」、「「EU関税同盟と新たに協定を締結したい」「関税協定の準加盟国であることを望む」、「最終案は議会で採決する」。ロンドン市場で円が113円を割った流れを受けてドル円は下落、112円台半ばをつけた。トランプ次期大統領が主張する国境税の実現に対して、NY連銀総裁が実現について疑問視する発言をしたことで、期待される経済政策の実行性にも不透明感が増したことも更なる下落要因となった。
NYダウ
NYダウは19826.77ドル(前日比-58.96ドル)。主要企業の決算発表が相次ぐ中、これまでの「トランプラリー」で高収益をあけた金融企業が好調な決算内容であったが、トランプ次期大統領が米経済紙のインタビューで「ドルが強過ぎるために米企業は中国との競争に勝てない」などと語ったため、好調だった金融株などに利益確定売りを呼び込むことになり総じて売り優勢となった。またドルが主要通貨に対して下落したことも圧迫要因となった。ナスダック総合指数は、5538.73(-35.39)。
NY貴金属
金2月限は1212.9ドル(前日比+16.7ドル)。英メイ首相の演説を受けて、ドルがポンド、ユーロ、円に対して大きく下落したことを受けて金は大きく上昇した。米株価の下落、トランプ氏の経済政策に対する不透明さから金が逃避買いされた格好となった。白金4月限は983.1ドル(前日比-3.3ドル)。ドル安や米株価指数の下落、英国のEU離脱方針の発表を受けて、英国や欧州の景気不透明感が広がったことも嫌気されて値を下げた。
NY原油
原油2月限は52.48ドル(前日比+0.11ドル)。サウジアラビアのエネルギー産業鉱物資源相が、主要産油国による協調減産合意を厳しく遵守するとの発言やドル安が好感されて、53.52ドルの高値をつけた。しかし、一部メディアがロシアの原油生産がソ連崩壊後の最高水準に達するとの見方を示したことで、上げ幅を大きく縮小した。
シカゴコーン・大豆
コーン3月限は365.50セント(前日比+7.00セント)、大豆3月限は1069.25セント(前日比+23.00セント)。ドル安や南米産地アルゼンチンの豪雨、小麦の上昇が好感されてコーン・大豆とも大幅に上昇した。米農務省発表の週間輸出検証高は、コーン88万8009トン(前週87万9330トン)、大豆140万9466トン(前週146万7653トン)。
今日のニュース
主な経済指標結果
ニューヨーク連銀製造業景気指数 6.5(予想8.5、前回7.6)

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