朝刊:2017/03/02

2017/03/02 朝刊

NY為替
NY為替市場のドル円相場は、1ドル=112円60銭台後半で取引を終了した。トランプ大統領の議会演説が無事通過し目新しい材料は出なかったが公約の実施を再確認したこと、28日公表された米国のベージュブック(米地区連銀経済報告)で米国経済や雇用の拡大が確認されたことを受け3月利上げの可能性が現実味を帯びたことからドル買い円売りの流れが加速、一時114円台を付ける場面もあったがその後は日本の輸出企業などからのドル売りに頭を抑えられ113円70近辺で底堅い動きとなった。
NYダウ
28日のNY株式市場でNYダウが2日ぶりに大幅反発、史上最高値を更新した。終値は前日比303.31ドル高の21115.55ドル。ナスダック総合指数は5904.03(前日比+78.59)。28日のトランプ大統領の議会演説で具体策にはふれてないが1兆ドルのインフラ投資を行うと述べたこと、2月IMS製造業景況指数が予想を上回ったことやこの日発表されたベージュブックの内容で経済・雇用の拡大が確認されたことなどで3月利上げの可能性が高まった。それを受けて、金融、防衛関連、建設機械、エネルギー株など幅広く物色され大幅上昇となった。NYダウは一気に21000ドルの大台を超えた。
NY貴金属
24日の金4月限は1250.0ドル(前日比-3.9)。白金4月限は1018.9ドル(前日比-12.1)。金4月限は続落した。トランプ大統領の大型減税やインフラ投資などでドル高となったことやNY株高でリスク選好の流れで売り優勢となり、一時前日の安値を下回った。ただ、引き続きトランプ政権の政策の遅れや欧州政治への懸念など不透明要因に対するリスク回避のための押し目買い意欲も根強いため下げてからの戻りも速い。
NY原油
原油4月限は53.83ドル(前日比-0.18)。原油は小幅続落。米エネルギー情報局(EIA)統計で石油在庫が予想したほど増加しなかったことが好感され一時54.44ドルまで変われる場面もあったがドル高が重石となり反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は382.00セント(前日比+8.25)、大豆5月限は1051.75セント(前日比+16.0)。コーン5月限はトランプ大統領が議会演説の中でバイオ燃料政策についてふれなかったことで売りが先行したものの大豆、小麦などの上昇と月替わりのファンドの買い増しなどが好感され、大幅続伸した。大豆もコーンと同様にファンドの買い増しやシカゴ穀物相場の堅調さなどを背景に買われ続伸した。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30 米個人所得・支出(1月)+0.4%・+0.2%(予想+0.3・+0.3 前回+0.5・+0.2)
24:00 米ISM製造業景況指数(2月)57.7(予想56.2 前回56.0)
28:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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