朝刊:2017/03/10

2017/03/10 朝刊

NY為替
NY為替市場のドル円相場は、1ドル=114円90銭台で取引を終了した。9日のNY市場のドル円相場はドラギ総裁がECB理事会後の会見で現状の金融緩和策の継続を強調、更なる金融緩和策をとる事には言及しなかった。それを受けて金利が上昇したため欧州為替市場でユーロが買われドルと円に対して上昇した。その結果、欧州金利の上昇を受け、連れて米長期金利も上昇傾向となったことからドルは円に対しては買いが優勢となりドル円で115円手前まで上昇した。
NYダウ
9日のNY株式市場でNYダウは4日ぶりに小反発した。終値は前日比2ドル46セント高の20858ドル19セント。ナスダック総合指数は5838.81(前日比+1.26)。NYダウは明日の雇用統計の発表を控え様子見ムードの強まる中、原油価格の急落から石油・エネルギー株などにポジジョン調整の売りが優勢となり続落して始まったが引けにかけて米10年債利回りの上昇を受けて金融株が買われ上昇に転じ、前日比ほぼ横ばいながら4日ぶりに反発した。
NY貴金属
金4月限は1203.2ドル(前日比-6.2)。白金4月限は937.2ドル(前日比-12.3)。金4月限は続落した。引き続き米利上げ観測やドル高、原油安などが重石になり手じまい売りなどで売り優勢の展開が続いている。明日の雇用統計、来週のFOMCぐらいまでは不安定な動きが続くと思われるもののその後はトランプ政権の政策の遅れに対する不透明感や欧州政治リスクへの警戒感もあり、3月利上げに対する材料出尽くしで安全資産としての価値が見直される可能性も高いと思われる。
NY原油
原油4月限は49.28ドル(前日比-1.00)。原油は続落した。OPEC加盟国・非加盟国の減産合意は遵守されてはいるが米国原油在庫の増加傾向が予想を上回る勢いの為、OPEC主導の減産効果が相殺され供給過多になるとの見方からポジションを整理する動きが活発化している。50ドルを割ったことで下値不安から更に売りを誘った。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は367.00セント(前日比-5.25)、大豆5月限は1011.00セント(前日比-10.75)。コーン5月限は続落、大豆は大幅続落。この日米農務省(USDA)から発表された3月の穀物需給報告でブラジル産大豆とコーンの生産見通しを前月から引き上げた。それを受けて南米産地の過剰生産による値崩れへの警戒感から大豆・コーン共に売られた。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:45 欧州中央銀行政策金利0.00%(前回0.00%)
22:30 ドラギECB総裁会見
22:30 米新規失業保険申請件数(前週分)24.3万件(予想23.8万件 前回22.3万件)
26:00 米穀物需給報告(農務省)

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