朝刊:2017/05/01

長期債利回りの上昇からドル円相場は底堅い動き、半面インテル決算が嫌気されNYダウは反落

NY為替
28日のNY為替市場のドル円相場は、この日発表された米1-3月期GDP速報値が0.7%と事前予想より弱い数字だったが一時的との見方となった。半面、雇用コスト指数とGDPデフレーターが予想を上回ったことでインフレ期待が高まり長期債利回りが上昇、ドル円は底堅い動きとなり、1ドル=111円40銭台で取引を終了した。
NYダウ
28日のNY株式市場はこの日発表された米1-3月期GDPが予想を下回ったことやトランプ大統領がロイター通信とのインタビューで「北朝鮮との大きな紛争が起きる可能性がある」と述べたと伝わったことが嫌気され、戻り売りが優勢となり反落した。また、ダウ採用銘柄のインテルが決算を嫌気され株価下落したことが売り圧迫要因となりNYダウを押し下げた。NYダウは前日比40ドル82セント安の20940ドル51セントと反落した。ハイテク株中心のナスダック指数は、6047.61(前日比-1.33)とほぼ横ばい。
NY貴金属
金6月限は1268.3ドル(前日比+2.4)。白金7月限は948.8ドル(前日比+0.3)。金は、暫定予算が一週間延期されたものの依然トランプ政権の政策への先行き不透明感が残ることや米1-3月期GDP速報値が弱めの数字だったことから早期利上げ観測の後退で買いが優勢となり小幅続伸した。
NY原油
原油6月限は48.97ドル(前日比-0.65)。NY原油はロシのアエネルギー相が月末までに減産目標を達成すると述べたことが好感され、月末のポジション調整による売り方の買戻しが優勢となり反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン5月限は358.00セント(前日比-4.00)、大豆5月限は945.25セント(前日比変-0.50)。コーンはドルの高止まりや米中西部の天候が来週から温暖な天候が続くとの見通しから月末のポジション調整売りが売り圧迫となり下げた。大豆はアルゼンチン産地の作付けが順調なことで供給過剰になるとの懸念で売り優勢となり小幅安となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米1-3月期GDP速報値(前期比年率)0.7%(予想1.0% 前回2.1%)
21:30米1-3月期雇用コスト指数(前期比)0.8%(予想0.6% 前回0.5%)
21:30米1-3月期個人消費速報値(前期比年率)0.3%(予想0.9% 前回3.5%)
21:30米1-3月期GDPデフレーター速報値(前期比年率)2.3%(予想2.0% 前回2.1%)
22:45米4月シカゴ購買部協会景気指数58.3(予想56.2 前回57.7)

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