朝刊:2017/05/02

トランプ発言でNYダウ小幅続落。半面、好業績のハイテク株の上昇でナスダック指数史上最高値更新

NY為替
1日のNY為替市場のドル円相場は、欧州市場がメーデーなどで休場となったことから市場参加者も少なく方向感が掴みづらい中、この日発表された米経済指標が弱かったことで米景気減速懸念からドルの上値が抑えられ一時111円40銭台まで下落したがムニューシン米財務長官の「共和党議員の8割が税制改革に合意」との発言やプリーバス大統領補佐官のオバマケア代替案の週内採決の可能性を示唆する発言でドルの下値が支えられドル円は1ドル=111円80銭台まで戻して取引を終了した。
NYダウ
28日のNY株式市場は日曜日に米議会で9月末までの歳出法案が暫定合意されたことが好感され買い先行となったものの、この日発表された米経済指標が弱めの数字だったことやトランプ大統領が大手銀行の分割に前向きだとの発言が嫌気され、銀行株中心に利益確定売りに指数が押し下げられNYダウは前日比27ドル05セント安の20913ドル46セントと続落した。半面、ハイテク株中心のナスダック指数はアップルなどの好業績が期待されるハイテク株が上げを主導し、6091.60(前日比+44.00)と反発、史上最高値を更新して引けた。
NY貴金属
金6月限は1255.5ドル(前日比-12.8)。白金7月限は932.2ドル(前日比-16.5)。金は、弱めの経済指標や29日の北朝鮮のミサイル発射による朝鮮半島情勢の緊張で買い先行で始まったが暫定予算案が議会で暫定合意されたことでリスク回避の動きが後退したことやドルの高止まりや原油の急落で利益確定売りが売り圧迫要因となり3日ぶりに反落した。
NY原油
原油6月限は48.84ドル(前日比-0.49)。NY原油は先週末発表された米国内のリグ稼動数が増加したことやリビアの生産再開による増産基調などで目先世界的な供給過剰懸念が改善する方向には無いとの見方から売り優勢となり反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は377.50セント(前日比+11.00)、大豆7月限は970.25セント(前日比+14.00)。コーンは米中西部産地の豪雨による作付けの遅れが懸念されファンドの買戻しなどで大幅反発した。大豆はコーンや小麦な他の穀物相場の急騰に連れ高する形となり反発した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米3月個人消費支出(除く食品・エネルギー)-0.1%(前月比)(予想-01% 前回+0.2%)
21:30米3月個人所得(前月比)+0.2%(予想+0.3% 前回+0.3%)
23:00米4月ISM製造業景況指数54.8(予想56.5 前回57.2)

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