朝刊:2017/05/10

原油安や北朝鮮問題が重石となりNYダウは3日ぶりの反落、ナスダック指数は3日連続の史上最高値更新

NY為替
9日のNY為替市場のドル円相場は、米10年債利回りが約1ヶ月ぶりに2.4%台を付けるなど米長期金利が上昇したことをから日米金利差の拡大を見据えた円売りドル買いが進み一時ドル円は114円30銭台後半まで上昇した。その後北朝鮮の駐英大使の「6回目の核実験をする準備を進めている。」との発言が伝わった直後からリスク回避の円買いの動きに変わりドル円は急速に値を下げ、1ドル=113円90銭近辺で取引を終了した。
NYダウ
9日のNY株式市場は高値警戒感が燻る中、高値圏でのもみ合いとなっていたが原油安でシェブロンやエクソンモービルなど資源株が売り優勢となりダウを押し下げた。引け間際に北朝鮮の駐英大使が「6回目の核実験の準備を進めている」との発言が伝わり地政学リスクを嫌った向きからの利益確定売りで、下げ幅を拡大しNYダウは前日比36ドル50セント安の20975ドル78セントと3日ぶりに反落した。半面、ハイテク株中心のナスダック指数はアップル株やアマゾンドットコムなどが買われ、6120.59(前日比+17.93)と3日連続して最高値を更新した。
NY貴金属
金6月限は1216.1ドル(前日比-11.0)。白金7月限は900.9ドル(前日比-18.7)。金は、米6月利上げ観測による長期金利の上昇とドル高が重石となり売り優勢で反落した。プラチナもドル高、原油安が嫌気され大幅反落となった。
NY原油
原油6月限は45.88ドル(前日比-0.55)。NY原油はリビアの原油生産が2年ぶりの高水準となったことでOPECの協調減産延長の効果が薄れるとの見方から売り圧力が強まり反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は366.50セント(前日比+0.50)、大豆7月限は974.00セント(前日比+9.25)。コーンは米中西部産地の降雨で作付けが遅延しているとの見通しが支援材料となり小幅反発した。大豆は、コーンの作付け進捗率の進展で大豆へのソフトが後退するとの見方や中国の大豆の輸入量が過去最高のペースで増加していることが好材料視され買い戻しを誘い、反発した。
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