朝刊:2017/05/11

トランプ政権の政治リスクを嫌気、NYダウは小幅続落、ナスダック指数は4日連続の史上最高値更新

NY為替
10日のNY為替市場のドル円相場は、今日の米10年債入札結果が不調に終わったこと、輸入物価指数が予想を上回る強い数字となったことなどを受けて米利上げ観測の高まりから米債利回りが上昇しドル買いの動きが強まりドル円は上昇、1ドル=114円30銭近辺で取引を終了した。
NYダウ
10日のNY株式市場はトランプ大統領がCIA長官を解任したことでトランプ政権の政治リスクの高まりから売りが優勢の中、原油相場の大幅反発を受けシェブロン、エクソンモービルなど石油関連株や半導体、インターネット関連が買われた一方でディズニー、ボーイング株が大幅下落となりNYダウの足を引っ張った。NYダウは前日比32ドル67セント安の20943ドル11セントと続落した。半面、ハイテク株中心のナスダック指数はエヌビディア、エレクトリック・アーツなど好決算銘柄が買われ、6129.15(前日比+8.56)と4日連続で最高値を更新した。
NY貴金属
金6月限は1218.9ドル(前日比+2.8)。白金7月限は909.9ドル(前日比+9.0)。金は、トランプ政権の政治リスクや北朝鮮による6回目の核実験実施への可能性の高まりで逃避買いの動きが強まり、反発した。プラチナは原油と金の上昇に後押しされ反発した。
NY原油
原油6月限は47.33ドル(前日比+1.45)。NY原油は今日発表されたEIAの在庫統計で原油在庫が前週比予想を上回る大幅減となったことが好感され大幅反発した。その他石油製品も石油の上昇に引っ張られる格好となり軒並み反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は373.75セント(前日比+7.25)、大豆7月限は970.25セント(前日比-3.75)。コーンはUSDA需給報告で米国内での生産高や期末在庫が予想を下回ったことが好材料視され買い優勢となり大幅反発した。逆に大豆は、米国産大豆の生産予想が事前の予想を上回り供給懸念で売られ反落した。
今日のニュース
主な経済指標結果
20:00米MBA住宅ローン申請指数(前週比)+2.4%(予想- 前回-0.1%)
21:30米4月輸入物価指数(前月比)+0.5%(予想+0.1% 前回+0.1%)
21:30米4月輸出物価指数(前月比)+0.2%(予想- 前回0.1%)
27:00米4月月次財政収支1824億ドル(予想1790億ドル 前回-1762億ドル)

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