朝刊:2017/05/12

百貨店など冴えない決算で小売株全般が弱含みNYダウは3日続落、ナスダック指数も6日ぶりの反落。

NY為替
11日のNY為替市場のドル円相場は、朝方発表された4月米生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことからドルが買われ、ドル円は一時114円台まで上昇したが米株式市場でNYダウが弱含み100ドル以上下落したことでドル円は戻り売り圧力が強まり113円半ばまで反落した。その後NYダウの下げ幅が縮小するにつれてドルが買い戻され、ドル円は1ドル=113円80銭台へ値を戻し取引を終了した。
NYダウ
11日のNY株式市場は、取引開始前に発表したメーシーズやコールズといった百貨店株の決算が冴えなかったことから小売株全般が弱含みNYダウを押し下げ、一時140ドル以上下落した。売り一巡後は先高期待の押し目買いでしだいに下げ幅が縮小し、NYダウは前日比23ドル69セント安の20919ドル42セントと3日続落となった。ハイテク株中心のナスダック指数も冴えない動きとなり、6115.97(前日比-13.18)と6日ぶりの反落となった。
NY貴金属
金6月限は1224.2ドル(前日比+5.3)。白金7月限は917.7ドル(前日比+7.8)。金は続伸した。米株式市場の軟調を受け、ポジション調整による買い戻しの動きが相場を押し上げた。FBI長官解任でトランプ政権の政治リスクが高まったとして金への投資意欲が再燃したことも相場を支えた。
NY原油
原油6月限は47.83ドル(前日比+0.50)。NY原油はイラクとアルジェリアのエネルギー担当相が減産期限を6ヶ月間延長することに合意したとの報やサウジアラビアがアジア向けの原油輸出の割当量を減らすと通達したことなどで世界的な供給過剰の中、需給改善につながるとの見方が下支え要因となり続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は369.25セント(前日比-4.50)、大豆7月限は966.25セント(前日比-4.00)。コーンは、来週以降米中西部産地の気温が上昇し作付けが進むとの見方やブラジル生産高の上方修正などが売り圧迫要因となり反落した。大豆も、来週以降の天候の回復で作付けが進むとの見方や輸出成約高が伸び悩んだことが嫌気され続落した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4月生産者物価指数(PPI)(前月比)+05%(予想+0.2% 前回-0.1%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.6万件(予想24.5万件 前回23.8万件)

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