朝刊:2017/05/15

弱い米経済指標の発表を受けドル安進行からNYダウは4日続落、ナスダック指数はアップル効果で反発。

NY為替
12日のNY為替市場のドル円相場は、朝方発表された4月米消費者物価指数(CPI)や小売売上高が予想を下回ったことで米債利回りが低下し、6月利上げ観測の後退を受け、ドル円は下落、前日終値より60銭ドル安円高の1ドル=113円20銭台で取引を終了した。
NYダウ
12日のNY株式市場は、弱い経済指標の発表で投資家心理が後退したことやFBI長官の解任でトランプ政権への政治不信の高まりから弱含みとなりNYダウは軟調に推移し、前日比22ドル81セント安の20896ドル61セントと4日続落となった。低調な決算でJCペニーなど小売セクターの一角が売られ、アナリストが投資判断を引き下げたGEがNYダウを押し下げた。ハイテク株中心のナスダック指数は投資判断が引き上げられたアップル株が高値を更新するなど、6121.23(前日比+5.27)と反落とした。
NY貴金属
金6月限は1227.7ドル(前日比+3.5)。白金7月限は917.5ドル(前日比-0.2)。金は低調だった経済指標の発表でドル安や長期金利の低下を受け、利上げ観測が後退したことが好感され、買い主導となり続伸した。
NY原油
原油6月限は47.84ドル(前日比+0.01)。NY原油はOPEC参加国の協調減産延長への期待感と米シェール石油増産との強弱感の対立で方向感の定まらない動きとなりほぼ横ばいで引けた。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は371.0セント(前日比+1.75)、大豆7月限は963.00セント(前日比-3.25)。コーンは、今年の米国生産の減産予想や米期末在庫の下方修正に対する見直し買いが下支えとなり小幅反発した。大豆は、米中西部産地の天候の回復で作付けの進展観測やブラジルやアルゼンチンの生産見通しの引き上げで米国産の輸出が低迷するとの見方が重石となり続落した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4月消費者物価指数(CPI)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回-0.3%)
21:30米4月小売売上高(前月比)+0.4%(予想+0.6% 前回-0.1%)
23:00米5月ミシガン大学消費者態度指数(速報値)97.7(予想97.0 前回97.0)
23:00米3月企業在庫(前月比)+0.2%(予想+0.1% 前回+0.2%)

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