朝刊:2017/05/18

トランプリスクでNYダウ、ナスダック指数ともに大幅安。一方、金はリスク回避の買いで大幅続伸。

NY為替
フリン前大統領補佐官のロシア疑惑をめぐるコミーFBI長官の解任やロシアへの機密情報の漏洩など相次ぐトランプ大統領のロシア疑惑の高まりでトランプ政権の政治の不透明感からリスク回避の動きが強まり、17日のNY為替市場のドル円相場はドル売りが加速、ドル円は急落となり1ドル=110円台後半で取引を終了した。
NYダウ
17日のNY株式市場は、トランプ大統領の機密情報漏洩やロシアをめぐる相次ぐスキャンダルでトランプの大統領の政権運営に多大な影響を与え、経済政策の実行が遅れるとの不安から金融株・半導体、小売などほとんどのセクターが売られ、NYダウ平均株価は前日比372ドル82セント安の20606ドル93セントと昨年9月以来の大幅続落となった。ハイテク株中心のナスダック指数も昨年6月以来の大幅な下げとなり、6011.23(前日比-158.64)。
NY貴金属
金6月限は1258.7ドル(前日比+22.3)。白金7月限は946.1ドル(前日比+9.1)。金は、トランプ大統領の相次ぐロシアスキャンダルで政治の先行き不透明感によるドル安、米債利回り低下、株安のトリプル安を受け、リスク回避のための安全資産として買いを集め上昇、6日続伸した。プラチナも金の上昇に後押しされ6日続伸した。
NY原油
原油6月限は49.07ドル(前日比+0.41)。NY原油は反発した。国際エネルギー機関(EIA)がこの日発表した在庫統計で原油が6週連続で減少したことが好感され買戻しを誘った。来週25日に予定されているOPEC総会に向けて協調減産延長への期待感の膨らみも下支えとなった。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は371.50セント(前日比+3.75)、大豆7月限は975.75セント(前日比-0.50)。コーンは、米中西部産地で来週気温が低下するとの予報で生育の遅れが見込まれるとの観測から買われ、上昇した。為替のドル安も支援材料とされた。大豆は、昨日大幅上昇した反動から利食い売り先行となり小幅反落した。
今日のニュース
主な経済指標結果
20:00米MBA住宅ローン申請指数(前週比)-4.1%(予想- 前回+2.4%)

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