朝刊:2017/06/01

長期債利回り低下と原油安が重石となりNYダウ・ナスダック指数は続落、金はドル安進行で反発。

NY為替
この日発表された経済指標が強弱まちまちの結果だったことを受け米景気の先行き不透明感から債券が買われ、米債利回りの低下を受け日米金利差の縮小でドル売り円買いの流れが進み、ドル円は一時110円台半ばまで下落したが引けにかけてやや値を戻し31日のNY為替市場のドル円相場は前日より10銭ほど円高ドル安の1ドル=110円70銭台で取引を終了した。
NYダウ
31日のNY株式市場は、昨日に引き続き原油安が重石となりエネルギー関連株が下げたほかJPモルガン・チェースやバンカメなどが投資家向け説明会で4-6月期のトレーディング収入が減少する見通しだと述べたことから金融株全般が下落、指数を押し下げNYダウは3日続落した。NYダウ平均株価は前日比20ドル82セント安の21008ドル65セント。ハイテク株中心のナスダック指数も相場の上昇を牽引していたハイテク株が利益確定売りに押され、6198.52(前日比-4.67)と小幅ながら続落した。
NY貴金属
金8月限は1275.4ドル(前日比+9.7)。白金7月限は950.3ドル(前日比+9.2)。最近弱めの経済指標が目立つようになり米景気の減速懸念でドル安や債券利回りの低下傾向が強まり、金はドルの代替資産としての投資意欲の高まりで買いを集め反発した。プラチナは金の続伸とドル安が好感され反発した。
NY原油
原油7月限は48.32ドル(前日比-1.34)NY原油は大幅続落した。OPEC加盟国の中で唯一協調減産を除外されたリビアの増産拡大が懸念され米国内のシェールオイル増産も含め協調減産効果に対する懐疑的な見方が広がり売りが優勢となった。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は372.00セント(前日比+5.00)、大豆7月限は916.00セント(前日比+3.25)コーンは昨日の引け後に発表された米国産コーンの作況指数が予想を下回ったことが好感され買いが優勢となり反発した。大豆はこのところ下落傾向が続いたことで下げ過ぎとの見方から自律反発狙いの買いで小幅反発した。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:45米5月シカゴ購買部協会景気指数59.4(予想57.0 前回58.3)
23:00米4月住宅販売保留指数(前月比)-1.3%(予想+0.5% 前回-0.9%)
27:00米地区連銀経済報告(ベージュブック)

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