朝刊:2017/06/07

ドル安や政治・地政学リスクの高まりで金が買われ、NYダウ、ナスダック共に続落

NY為替
8日のコミーFBI前長官の議会証言や英総選挙などの重要イベントを控え見送り姿勢が強まる中、米債券利回りの低下やカタールをめぐる中東での地政学リスクへの警戒からリスク回避の円買いが加速し6日のNY為替市場のドル円相場は前日比1円ほどドル高円安の1ドル=109円50銭近辺で取引を終了した。
NYダウ
6日のNY株式市場は、サウジアラビアなど複数の国がカタールとの国交断絶に踏み切り中東情勢の緊迫化への懸念や8日の重要イベントを控えリスク回避姿勢が強まる中、株から安全資産とされる債券や金への資金シフトの動きが強まり、売りが優勢となる相場展開となった。一方、原油相場の反発でエクソンモービルやシェブロンなどエネルギー関連の一角が買われNYダウを下支えした。NYダウ平均株価は前日比47ドル81セント安の21136ドル23セントと続落した。ハイテク株中心のナスダック指数も続落となり、6275.06(前日比-20.63)。
NY貴金属
金8月限は1297.5ドル(前日比+14.8)。白金7月限は963.3ドル(前日比+5.7)。コミーFBI前長官の議会証言や英総選挙などの政治リスクや中東情勢の緊迫化、ISによるテロなどの地政学リスクからの回避目的で安全資産としての金への需要の強まりから買いを集め、金は大幅続伸となった。プラチナはドル安に下支えされ原油の反発や金の続伸が後押しとなり続伸した。
NY原油
原油7月限は48.19ドル(前日比+0.79)NY原油は反発した。このところの急落で下げ過ぎとの見方が強まりドル安による割安感もあって買い戻しの動きが強まった。石油製品も原油高につれ高となり反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は377.25セント(前日比+4.25)、大豆7月限は923.50セント(前日比+1.50)コーンは米産地のカンザス州やネブラスカ州で高温乾燥が続くとの見通しから作柄悪化懸念で買われ続伸した。大豆はコーンや小麦の上昇からつれ高となり続伸した。
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