朝刊:2017/06/09

重要イベントの無事通過を受けてNYダウは小幅続伸、ナスダックは最高値更新

NY為替
コミーFBI前長官の議会証言やECB理事会など重要イベントが予想の範囲内となり波乱無く終えたことからドル買いが優勢となりドル円は一時110円台をつけた。その後ECB理事会でインフレ見通しが下方修正されたことで欧州債券利回りが低下し、米債利回りが伸び悩みとなりNYダウも上げ幅を縮小したことから8日のNY為替市場のドル円相場は底堅い動きながら110円台を割り込み前日比20銭ほどドル高円安の1ドル=109円90銭台後半で取引を終了した。
NYダウ
8日の公聴会でのコミー前長官の証言やECB理事会など重要イベントの無事通過を受けて買い安心感が広がり銀行株や半導体関連株などが買われNYダウは一時ザラバで史上最高値を更新した。その後利益確定売りに上値を抑えられ上げ幅を縮小し、8日のNYダウ平均株価は前日とほぼ横ばいの8ドル84セント高の21182ドル53セントと小幅続伸した。一方ハイテク株中心のナスダック指数も続伸し、6321.77(前日比+24.39)と終値で史上最高値を更新した。
NY貴金属
金8月限は1279.5ドル(前日比-13.7)。白金7月限は938.1ドル(前日比-9.5)。8日のコミーFBI前長官の公聴会が波乱無く終えたことからリスク回避目的で買われた金は、手仕舞い売りが加速し下げ幅を拡大、続落した。ただ、公聴会では新たな疑惑は出てこなかったものの今後もトランプ大統領のロシア疑惑の捜査は継続する訳でトランプ政権への不透明感は依然残ることから安全資産として金への投資意欲は衰えていないと思われる。プラチナはドル高が嫌気され金の下げに追従するかたちで続落した。
NY原油
原油7月限は45.64ドル(前日比-0.8)NY原油は昨日の大幅な下げで売り方の買戻しが先行するかたちとなり反発してはじまったもののこの日も原油在庫の大幅増が悪材料視され戻り売りで値を消し小幅続落した。石油製品は前日の下げの反動で買い戻しが優勢となり小幅反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は385.75セント(前日比+1.00)、大豆7月限は938.00セント(前日比+7.25)コーンは引き続き米中西部産地の天候の悪化で収穫量の低下が懸念され、続伸した。大豆は米産地の天候への懸念や中国向け輸出の拡大観測で買いを集め、続伸した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)24.5万件(予想24.0万件 前回25.5万件)

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