朝刊:2017/06/12

欧米重要イベント通過でNYダウは一週間ぶりに最高値更新、一方ナスダック指数は大幅反落

NY為替
欧米での重要イベントを無難に通過したことからリスク回避姿勢が和らぎ安全資産としての債券が売られ米債利回りが上昇、日米金利差の拡大を受け円売りドル買いが優勢となり9日のNY為替市場のドル円相場は前日比30銭ほどドル高円安の1ドル=110円30~40銭前後で取引を終了した。
NYダウ
重要イベントの無事通過で安心感が広がりNYダウは一週間ぶりに史上最高値を更新した。安全資産とされる債券が売られ米債券利回りの上昇でJPモルガンチェースやゴールドマンサックスなど金融株が買われNYダウの上昇を牽引した。9日のNYダウ平均株価は前日比89ドル44セント高の21271ドル97セントと3日続伸となった。一方ハイテク株中心のナスダック指数は、先行して買われた情報通信関連のアップル、アマゾン・ドット・コムなどが大きく下げ、6207.92(前日比-113.85)と大幅反落した。
NY貴金属
金8月限は1271.4ドル(前日比-8.1)。白金7月限は940.3ドル(前日比+2.2)。8日の英米重要イベントが波乱無く終えたことから安全資産として買われた金は、前日に引き続きポジション調整売りで、続落した。ただ、今週のFOMCでの利上げは確実視されているものの最近の弱めの経済指標で景気減速への懸念から利上げ後の打ち止め感が台頭しドル安の流れが強まると代替資産として金への需要が再燃する可能性も残る。プラチナは金の反落で上値が重かったものの原油高や米株高が好感され買い戻しで反発した。
NY原油
原油7月限は45.83ドル(前日比+0.19)NY原油はナイジェリアのパイプライン事故との報道やカタールをめぐるサウジアラビアとイランなど中東情勢悪化への懸念が買い手掛かりとされ2日続落後の自律反発狙いの買いや買い戻しで3日ぶりに小幅反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は387.75セント(前日比+2.00)、大豆7月限は941.50セント(前日比+3.50)コーンは米中西部産地の高温乾燥予報を背景に買われ、続伸した。大豆はこの日発表されたUSDA需給報告は別段材料視されず米中西部での高温乾燥予報を手掛かりに買われ、続伸した。
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