朝刊:2017/06/16

高値警戒感の台頭で、NYダウは3日ぶりに小反落

NY為替
昨日FOMCで利上げが決定されたことに加え、 朝方発表された米新規失業保険申請件数が予想を下回り労働市場が引き続き改善していることや地区連銀の製造業景況指数が強い数字となったことから米債が売られ債券利回りが上昇しドル買いが急速に進んだ。又、欧米金利差拡大からドルがユーロに対して買われたこともドル高円安の流れを強めた。15日のNY為替市場のドル円相場は前日比1円30銭ドル高円安の1ドル=110円90銭台で取引を終了した。
NYダウ
NY株式市場ではNYダウが2日連続で最高値を更新したことから高値警戒感からアップル、インテル、マイクロソフトなどIT・ハイテク株が利益確定売りで売り圧力が強まったほかナイキ、ウォルマートなど小売株の一角が下落し、NYダウの上値が抑えられ15日のNYダウ平均株価は前日比14ドル66セント安の21359ドル90セントと3日ぶりに反落して引けた。ナスダック指数も続落し、6165.50(前日比-29.39)。
NY貴金属
金8月限は1254.6ドル(前日比-21.3)。白金7月限は921.3ドル(前日比-30.6)。金はFOMC後の米金融引き締め方針に変更がなかったことや今日発表された経済指標で米景気減速懸念が後退したことで売りが優勢となり、ユーロ安・ドル高、原油安で下げが加速し大幅続落となった。プラチナも米金利引き締め継続やドル高、原油安が重石となり金の急落で一段安となった。
NY原油
原油7月限は44.46ドル(前日比-0.27)NY原油は14日に発表された米エネルギー情報局(EIA)の週間在庫統計でドライブシーズン入りにもかかわらずガソリンの在庫が増加したことで原油在庫の取り崩しが進まないとの見方が強まり失望売りで3日続落した。一方、石油製品は前日の急落の反動から買い戻しが優勢となり軒並み小幅反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は379.50セント(前日比+2.50)、大豆7月限は934.75セント(前日比+3.00)コーンは小麦の大幅反発や米中西部産地の高温状態の継続で作柄悪化への懸念が高まり反発した。大豆は小麦の反発や5月の大豆粉砕量が予想を上回ったことが好感され小反発した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30新規失業保険申請件数(前週分)23.7万人(予想24.1万件 前回24.5万件)
21:30米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数27.6(予想24.9 前回38.8)
22:15米5月鉱工業生産(前月比)0.0%(予想+0.2% 前回+1.0%)
22:15米5月設備稼働率76.6%(予想76.8% 前回76.7%)
23:00米6月NAHB住宅市場指数69(予想70 前回67)

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