朝刊:2017/06/21

原油安が重石となり利益確定売りを誘い、NYダウ、ナスダック指数共に反落

NY為替
原油相場の急落でインフレ圧力の後退が意識され米債利回りが低下し、株安となったことを受けドル売りが優勢となり20日のNY為替市場のドル円相場は前日比10銭ほど円高ドル安の1ドル=111円40銭台で取引を終了した。ただ、この日もエバンスシカゴ連銀総裁が年内の追加利上げに前向きな発言をするなどFRBの金融緩和縮小への前向きな姿勢は変わってないとの見方からドル売りは限定的だった。
NYダウ
この日は原油相場の急落が相場の重石となりエクソンモービルやシェブロンなど石油関連株が下げたほか昨日買い戻されたアップル、マイクロソフトなどI・Tハイテク関連株が利益確定売りで軟調となったことから20日のNY株式市場ではNYダウ平均株価は前日比61ドル85セント安の21467ドル14セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6188.03(前日比-50.98)。
NY貴金属
金8月限は1243.5ドル(前日比-3.2)。白金7月限は921.5ドル(前日比-5.4)。NY金はドル安と長期金利が低下したにもかかわらず原油安が重石となり下値サポートと見られた移動平均線を下回るなどテクニカル面の悪化が嫌気されポジション整理売りで続落した。プラチナは原油安、株安で売り優勢となり金の続落に連れ安となり、反落した。
NY原油
原油7月限は43.23ドル(前日比-0.97)NY原油はリビアやナイジェリア、米国シェールオイルなどの増産傾向が継続することでOPECなどの協調減産効果が帳消しとなり世界的な供給過剰が当分解消しないとの見方が広がり売りが加速し、大幅続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は370.00セント(前日比-5.25)、大豆7月限は927.75セント(前日比-10.00)コーンと大豆は、原油安に上値が抑えられ米中西部産地の降雨予報で作柄悪化懸念の後退から売りが優勢となり続落した。
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