朝刊:2017/06/29

ECB高官らによるドラギ総裁発言への火消しコメントをきっかけに、NYダウ、ナスダック指数共に大幅反発。

NY為替
ECB関係筋が前日のECBドラギ総裁発言について「市場が判断を誤っている」と述べたとの報道が伝わったことからユーロ売りが強まり円高ユーロ安となり、それに連動する格好で円高ドル安が進み一時ドル円は112円を割り込んだもののカーニー英中銀総裁の利上げの可能性を示唆する発言でポンド高となり同時にユーロが買い直され、連れてドル円も112円台前半まで値を戻し、その後膠着相場となった。28日のNY為替市場のドル円相場は、前日比ほぼ変わらずの1ドル=112円20銭台後半で取引を終了した。
NYダウ
28日のNY株式市場ではECB高官が昨日のドラギ総裁発言を市場の誤認だと述べたことから昨日ECBドラギ総裁発言をきっかけに売りが加速したIT・ハイテク株に買い戻しの動きが強まりNYダウ、ナスダック指数ともに大幅反発となった。又、欧米長期金利上昇で金融株が買われNYダウを押し上げた。NYダウ平均株価は前日比143ドル95セント高の21454ドル61セントと大幅反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も大幅反発となり、6234.41(前日比+87.79)。
NY貴金属
金8月限は1249.1ドル(前日比+2.2)。白金7月限は921.7ドル(前日比+3.0)。NY金は小幅ながら続伸した。カーニー英中銀総裁の金融緩和の縮小を議論する可能性を示唆する発言で英ポンドが急伸し、ユーロもつれ高となりドル安ユーロ高でドルの代替資産とされる金に買いが集まった。プラチナはドル安と金の続伸を背景に買われ小幅続伸した。
NY原油
原油8月限は44.74ドル(前日比+0.50)NY原油は5日続伸した。EIAがこの日発表した週報でメキシコ湾の台風の影響からか米原油生産量が前週比減少したことやガソリンや他の石油製品の在庫の減少が手掛かり材料となった。
シカゴコーン・大豆
コーン7月限は356.75セント(前日比-2.50)、大豆7月限は914.00セント(前日比+2.75)コーンは、米中西部産地での降雨予報を背景に売り圧力が強まり反落した。大豆は中西部産地での降雨予報に上値が抑えられたものの小麦の上昇に後押しされ修正高を狙った買い戻しで続伸した。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米5月住宅販売保留指数(前月比)-0.8%(予想+1.0% 前回-1.7%)

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