朝刊:2017/07/07

世界的な金利上昇でIT・ハイテク株が売られ、NYダウ、ナスダック指数が大幅下落。

NY為替
この日発表されたADP雇用統計が予想を下回り弱い数字となったことや米株式市場の下落でドルの上値が抑えられ円買いが優勢となったものの米10年債利回りがドイツ国債の利回り上昇に追従する格好で上昇したことからドル円の下値をサポートする格好となり6日のNY為替市場のドル円相場は、前日比ほぼ変わらずの1ドル=113円20銭近辺で取引を終了した。
NYダウ
6日のNY株式市場では世界的な金利上昇でIT・ハイテク株の調整売りが加速し相場の圧迫要因となった。ADP雇用統計が予想を下回ったことや週末のG20を前に北朝鮮情勢の緊迫化が懸念されたことも投資家のリスク回避姿勢を強め、幅広い銘柄に売りを誘った。NYダウ平均株価は前日比158ドル13セント安の21320ドル04セントと大幅続落となった。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6089.47(前日比-61.39)。
NY貴金属
金8月限は1223.3ドル(前日比+1.6)。白金10月限は910.3ドル(前日比+1.5)。NY金は続伸した。北朝鮮問題が下支えとなり予想を下回るADP雇用統計や株式市場の下落で買いを集め、安全資産としての金への投資意欲を高めた。プラチナも弱めのADP雇用統計や金の堅調に支援され小幅続伸した。
NY原油
原油8月限は45.52ドル(前日比+0.39)。NY原油は小幅反発した。EIAが週間の石油在庫統計で原油在庫が予想を大幅に上回る減少幅となったことで供給過剰懸念が後退し買いを誘った。ただ、米国内での原油生産は高止まりしていることもあり生産過剰に対する懸念も根強いことから戻り売り圧力も強く戻りも限定的となった。
シカゴコーン・大豆
コーン9月限は390.50セント(前日比-1.50)。大豆11月限は999.25セント(前日比+5.00)。コーンは前日米農務省が発表した週間の作柄報告が前週から改善したことや小麦の急落が嫌気され売り優勢となり小幅反落した。一方で大豆は作柄報告が悪化したことを手掛かりに買われ続伸した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:15米6月ADP雇用統計(前月比)15.8万人(予想18.5万人 前回25.3万人)
21:30米5月貿易収支(前月比)-465億ドル(予想-463億ドル 前回-476億ドル)
21:30米新規失業保険申請件数(前週比)24.8万件(予想24.4万件 前回24.4万件)
23:00米6月ISM非製造業景況指数57.4(予想56.5 前回56.9)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。