朝刊:2017/07/11

米長期金利の上昇一服で金融株が売られ、NYダウは小反落。

NY為替
12、13日のイエレンFRB議長の議会証言など重要イベントを控え様子見気分が強まる中、米長期金利の上昇が一服したことから方向性に乏しい展開となりドル円は114円近辺の狭いレンジでの小動きに推移した。10日のNY為替市場のドル円相場は、前日比15銭円安ドル高の1ドル=114円07銭で取引を終了した。
NYダウ
この日は重要な経済指標の発表も無く明日からのイエレンFRB議長の議会証言の内容を見極めたいとの思惑から見送り姿勢の強い相場展開となる中、引き続きIT・ハイテク株が買われた一方でドイツ連邦債利回りの低下を受け米10年債利回りが低下したことから銀行株が売られ指数を下押しした。10日のNY株式市場ではNYダウ平均株価は前日比5ドル82セント安の21408ドル52セントと小幅反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6176.40(前日比+23.32)。
NY貴金属
金8月限は1213.2ドル(前日比+3.5)。白金10月限は901.9ドル(前日比-2.2)。NY金は小確り。ドルの伸び悩みや米10年債利回りが低下したことを受け現物資産としての金への買いを誘ったほか、このところの下げで自律反発狙いの押し目買いも散見された。プラチナは小幅続落した。
NY原油
原油8月限は44.40ドル(前日比+0.17)。NY原油は小幅反発した。OPECの協調減産の対象外となっているリビアとナイジェリアの生産制限を検討していると報じられたことや米メディアのインタビューに対しロシアの石油相が必要なら協調減産の期間を延長し、減産量を増加する可能性を示唆したことが好感された。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は414.75セント(前日比+10.00)。大豆11月限は1039.25セント(前日比+23.75)。コーンは受粉期に入っていることから産地での高温乾燥が収穫量を減らすとの見方から作柄悪化を見込んだ買いで大幅続伸した。大豆は米中西部産地での高温・乾燥で作柄悪化によるイールドの低下観測から売り方の買い戻しを誘い一段高となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米6月労働市場情勢指数(LMCI)1.5(前月比)(予想- 前回3.3)
28:00米5月消費者信用残高(前月比)184億ドル(予想134億ドル 前回129億ドル)

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