朝刊:2017/07/12

決算発表前のIT・ハイテク関連銘柄の買い戻しでNYダウ、ナスダック共に続伸。

NY為替
11日のNY為替市場のドル円相場は午前にほぼ4ヶ月ぶりのドル高円安水準の114円49銭を付けた後、午後になってトランプ大統領の長男が大統領選期間中にロシア人弁護士との面会を仲介した人物とのメールのやり取りを公表しトランプ政権とロシアとの関係をめぐる疑惑が深まったことやブレーナードFRB理事の追加利上げに慎重姿勢をほのめかす発言をきっかけにリスク回避のドル売りが強まり、円高ドル安が進みドル円は前日比15銭円高ドル安の1ドル=113円90銭前後で取引を終了した。
NYダウ
11日のNY株式市場ではNYダウ平均株価は前日比55セント高の21409ドル07セントと前日比ほぼ横ばいで引けた。トランプ大統領の長男のロシア問題に関するメールが公表されたことからトランプ政権のロシア疑惑への警戒感の高まりを受け売りが加速しNYダウは一時130ドル以上下落したが売り一巡後は明日からの重要イベントを前にこのところ下げが目立ったGEやアップルなど主力のIT・ハイテク株に買い戻しの動きが強まったことや石油相場の反発を受けエネルギー関連が買いわれ指数を押し上げNYダウは急速に値を戻した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続伸し、6193.31(前日比+16.91)。
NY貴金属
金8月限は1214.7ドル(前日比+1.5)。白金10月限は898.7ドル(前日比-3.2)。NY金は続伸した。ドル高一服に加えトランプ大統領の長男のロシアがらみのメールが公表されたことからトランプリスクの高まりで安全資産としての金を買う動きが強まった。プラチナはオランダのディーゼル車への排ガス不正への調査などが圧迫要因となり3日続落、昨年12月以来ほぼ7ヶ月ぶりの安値を付けた。
NY原油
原油8月限は45.04ドル(前日比+0.64)。NY原油は続伸した。OPECの協調減産の対象外となっているリビアとナイジェリアの協調減産免除を外すことが24日の会合で検討される可能性が浮上したことやユーロイルストックが発表した6月の欧州での需給で製品在庫がディーゼル油中心に減少したことなどから供給過剰懸念がやや後退したことを受け買われた。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は414.25セント(前日比-0.50)。大豆11月限は1043.25セント(前日比+4.00)。コーンは米国最大のコーン産地のアイオワ州で雨が観測されたことや前日約1年ぶりの高値を付けた反動で利益確定売りを誘い小幅反落した。大豆は米中西部産地で来週熱波が見舞うとの観測で引き続き高温・乾燥状態が続き作柄悪化懸念で買いが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米5月卸売在庫0.4%(前月比)(予想+0.3% 前回+0.3%)

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