朝刊:2017/08/02

規制緩和期待で金融株が買われNYダウは5日連続で最高値を更新

NY為替
この日発表された米7月ISM製造業景況指数、6月建設支出が共に予想を下回ったことや7月の米自動車販売が予想以上に減少したことから景気減速懸念で米債券が買われ米債利回りの低下でドルが売られ円高ドル安が進み一時ドル円は110円台を割り込んだ。その後110円台割れではロング筋のドル買いオーダーでドル円は下げ渋り、110円台を回復した。1日のNY為替市場のドル円相場は前日比ほぼ横ばいの1ドル=110円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
1日のNY株式市場ではこの日ブールーム・バーグ通信が「米金融監督局がボルガールールの修正で合意した」と報じたことから規制緩和期待の再燃でゴールドマン・サックスやJPモルガンなどの金融株が買われ、NYダウを押し上げた。又、米企業の相次ぐ好決算の発表を受け好業績期待が相場を下支えし、NYダウは前日比72ドル80セント高の21963ドル92セントと5日連続で最高値更新を更新した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6362.94(+14.82)。
NY貴金属
金12月限は1279.4ドル(前日比+6.0)。白金10月限は949.5ドル(前日比+8.8)。NY金は反発した。朝方発表された7月のISM製造業景況感指数や6月の建設支出などが予想を下回りFRBの早期利上げ観測が一段と後退したことを受け金市場への資金流入期待で買われ、中心限月としては約一ヵ月半ぶりの高値を付けた。又、ドル安によるドル建て金価格の割安感から買いを誘った。プラチナはドル安が好感され4日続伸した。
NY原油
原油9月限は49.16ドル(前日比-1.01)。NY原油は7日ぶりに反落した。複数の通信社から7月のOPEC加盟国の産油量が増加し今年の最高に達したと伝えられ需給改善への期待が後退したことから売り優勢となった。増加の原因としては減産を免除されているリビアの増産の影響によるものと見られている。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は376.50セント(前日比-8.25)。大豆11月限は971.75セント(前日比-35.50)。コーンと大豆は反落した。米中西部産地の天候改善見通しや前日の米農務省が発表した作柄報告で予想を上回る改善となり大豆が大幅続落したことがコーンなど他の穀物相場にも売りを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
17:00ユーロ圏7月製造業購買担当者景況指数56.6(予想56.8 前回56.8)
18:00欧4-6四半期域内総生産速報値+0.6%(予想+0.6% 前回+0.5%)
21:30米6月個人消費支出(POE)+0.1%(予想+0.1% 前回+0.2%)
23:00米7月IMS製造業景況指数56.3(予想56.4 前回57.8)

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