朝刊:2017/08/04

好調な企業業績を背景に先高期待根強く、NYダウは7日連続の最高値更新

NY為替
NY時間でこの日発表されたISM非製造業景気指数が予想を下回り昨年8月以来の低水準となったことを受けドル売りが優勢となった。又、トランプ大統領のロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が大陪審を召集したとの報道が流れトランプ政権の政策への不透明感から更にドル売りが加速し一時ドル円は110円台を割り込んだ。3日のNY為替市場のドル円相場は前日比70銭ほど円高ドル安の1ドル=110円03銭で取引を終えた。
NYダウ
3日のNY株式市場では原油安や米国債利回りの低下などを受けエネルギー株や銀行株が売られた他ITハイテク株も引き続き軟調な動きとなった。そんな中トランプ大統領のロシア疑惑を捜査しているモラー特別検察官が大陪審を召集したとの報道で売り圧力が強まりNYダウは一時下げに転じる場面もあった。一方で電気自動車のテスラなど好決算を発表した銘柄が買われ相場を下支えするなど好調な企業業績を背景に先高期待も強くNYダウは前日比9ドル86セント高の22026ドル10セントと小幅ながら7日連続で最高値更新を更新した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続落し、6340.34(-22.31)。
NY貴金属
金12月限は1274.4ドル(前日比-4.0)。白金10月限は964.6ドル(前日比+10.8)。NY金は続落した。明日の雇用統計の発表を控え今後のFRBの金融政策の行方を見極めたいとのことから持ち高調整の売り圧力に押されたようだ。ただ、早期利上げ観測の後退で米長期金利が低下しドル安が進んでいることでドルの代替資産として金への投資意欲は衰えておらず押し目買い意欲も強い。プラチナはテクニカル面での改善とこの日発表された ISM非製造業景気指数が予想を下回りドル安が進んだことが支援材料となり続伸した。
NY原油
原油9月限は49.03ドル(前日比-0.56)。NY原油は反落した。今週初めに約2ヶ月ぶりの50ドル超となったことで目先達成感から上値が重くなり利益確定売りや持ち高調整の売りに押された格好となった。又、EIA週報で米原油生産が拡大したことやOPECの生産量の増加が蒸し返され上値が抑えられた模様。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は377.75セント(前日比-1.25)。大豆11月限は960.50セント(前日比-17.00)。大豆は米中西部産地での降雨や気温低下見通しで作柄が改善するとの見方が広がり大幅反落、6月末以来約一ヶ月ぶりの安値を付けた。コーンは大豆の急落に足を引っ張られた格好となったもののイールドの悪化観測が下支えとなり下げ幅は限定的となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:15新規失業保険申請件数(前週分)24.0万件(予想24.3万件 前回24.5万件)
23:00米7月ISM非製造業景況指数53.9(予想56.9 前回57.4)
23:00米6月製造業新規受注(前月比)+3.0%(予想+3.0% 前回-0.3%)

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