朝刊:2017/08/09

北朝鮮をめぐる地政学リスクの高まりでNYダウは11日ぶりに反落

NY為替
8日のNY為替市場のドル円相場は手掛かり材料に乏しい中、この日発表された6月の米求人件数(JOLT)が予想を上回り過去最高となったことで企業の採用意欲が強いことが示され、それを受けて朝方はドル買いが優勢となったが午後になってワシントンポスト紙が北朝鮮はICBMに搭載可能な小型の核弾頭の開発に成功したと報じたことから北朝鮮情勢をめぐる地政学リスクの高まりでリスク回避の円買いが進みドル円は前日比40銭円高ドル安の1ドル=110円30銭台で取引を終えた。
NYダウ
8日のNY株式市場では昨日まで10日続伸したことで高値警戒感もあり寄り付きは利益確定売り先行で始まったものの売り一巡後は買い戻しで一時プラス圏へ浮上する場面もあった。午後に入り北朝鮮が核弾頭の小型化に成功したとの報道が流れそれを受けトランプ大統領が北朝鮮に対し「米国に危機が及べば、北朝鮮は世界がこれまで経験したことの無い怒りと炎に見舞われるだろう」と発言したことから朝鮮半島をめぐる地政学リスクの高まりを受けリスク回避目的の売りに押されNYダウは下げに転じ、前日比33ドル08セント安の22085ドル34セント と11日ぶりに反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6370.46(-13.31)。
NY貴金属
金12月限は1262.6ドル(前日比-2.1)。白金10月限は974.5ドル(前日比+2.9)。金は反落した。外国為替市場でドルがユーロに対し上昇したことや米債利回りの上昇でドルの代替投資先としての金が売られた。プラチナは続伸した。
NY原油
原油9月限は49.17ドル(前日比-0.22)。NY原油は小幅続落した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した月報で原油生産見通しが上方修正されたことが嫌気された。ドライブシーズンの終わりが近づいていることからガソリン需要の減少で原油の消費量が鈍るとの見方もあった。ガソリンなどその他製品も続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は383.75セント(前日比-3.00)。大豆11月限は973.25(前日比+3.50)。コーンは反落、大豆は続伸した。大豆は米産地のアイオワ州やイリノイ州で乾燥状態が続くとの見通しから作柄悪化懸念で買われた。コーンは前日の作柄報告で作柄がやや改善したことやEUによるコーン類への関税賦課が伝えられたことが嫌気された。
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