朝刊:2017/08/17

FOMC議事録公表を受け年内利上げ観測が後退し、金、プラチナが反発。

NY為替
朝方はドル買い優勢で始まったもののトランプ大統領が相次ぐメンバーの辞任で製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムの解散を発表したことからトランプ政権の経済政策への影響が懸念されドル売りが再燃し、ドル円は反落に転じた。その後FRBのFOMC議事録要旨が公表され2%を下回るインフレは予想以上に長引くと予想していたことが明らかになり12月の追加利上げ観測が後退し米債利回りが低下したことを受け、更にドル売りの流れが加速し16日のNY為替市場のドル円相場は前日より50銭ほど円安ドル高の1ドル=110円10銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
序盤はディスカウントショップのターゲットやホームデポなど好決算の小売企業が買われ相場を押し上げ一時NYダウは90ドル近く上昇したが後半になってトランプ大統領が製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムの解散を発表したことやFOMC議事録の内容でインフレ圧力の鈍化が予想以上長引くとの予想からNYダウは伸び悩みとなり上げ幅を縮小した。16日のNY株式市場ではNYダウは前日比25ドル88セント高の22024ドル87セントと4日続伸し22000ドル台を回復した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6345.11(+12.10)。
NY貴金属
金12月限は1282.9ドル(前日比+3.2)。白金10月限は974.5ドル(前日比+7.1)。金は反発した。この日公表されたFOMC議事録をきっかけにドル安が進んだことやトランプ大統領の諮問会議の解散を受けトランプ政権の経済政策実行への懸念で買いを集め地合いを引き締めた。プラチナはドル安と金の堅調に支援され反発した。
NY原油
原油9月限は46.78ドル(前日比-0.77)。NY原油は3日続落した。この日米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計で原油在庫は減少したものの米原油生産量が一段と拡大したことで需給悪化への警戒から売りを誘った。ガソリンなどその他製品も下落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は366.50セント(前日比-2.00)。大豆11月限は925.25(前日比+1.00)。コーンは続落した。ドル安は下支えとなったもののコーンベルト西部での降雨による作柄改善観測や小麦安が売り圧迫要因となった。原油安も嫌気された。大豆はドル安が下支えとなり中国向けと仕向け先不明の大口成約が買い材料視され小反発した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米7月建設許可件数-4.1%(前月比)(予想-0.2% 前回+9.2%)
21:30米7月住宅着工件数-4.8%(前月比)(予想+0.4% 前回+8.3%)
27:00米FOMC議事要旨公表

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