朝刊:2017/08/24

トランプ大統領のメキシコ国境の壁建設発言を受け、NYダウ、ナスダック共に反落

NY為替
トランプ大統領が支援者を集めた集会で「メキシコ国境沿いの壁の建設予算獲得のためなら政府機関の閉鎖に追い込むことも辞さない」と発言したことを受けトランプ政権の不透明感の再燃で米債利回りが低下し米株式が下落したことを受けリスク回避の円買いドル売りの動きが加速し23日のNY為替市場のドル円相場は前日比60銭ほど円高ドル安の1ドル=108円90銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
23日のNY株式市場ではトランプ大統領が「メキシコ国境沿いの壁建設のために政府機関の閉鎖も辞さない」との発言を受けトランプ大統領と米議会との対立が深まりトランプ政権の政策実施が遅れるのではとの懸念で売り優勢となった。NYダウは前日比87ドル80セント安の21812ドル09セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6278.41(-19.07)。
NY貴金属
金12月限は1294.7ドル(前日比+3.7)。白金10月限は980.9ドル(前日比-0.4)。金は反発した。トランプ発言を受けリスク回避の動きが強まり長期債利回りが低下しドルが売られたことでドルの代替資産として金が買われた。もっとも週末のジャクソンホール会議を控え上値を買う動きは限定的となった。プラチナは小幅続落した。
NY原油
原油10月限は48.41(前日比+0.58)。NY原油は続伸した。この日米エネルギー情報局が発表した週間在庫統計で原油在庫が8週連続で減少したことやガソリンの在庫が予想以上に減ったことが好感された。又、熱帯低気圧がメキシコ湾岸の石油精製施設が集中する地域に向かっているとの観測も支援材料視された。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は355.75セント(前日比-4.25)。大豆11月限は938.00(前日比+0.50)。コーンは3日続落、大豆は小幅続伸した。コーンは今週から始まったクロップツアーの報告では今のところ懸念されるほどの作柄悪化は報告されておらずコーンベルト地帯での作柄改善見通しが根強いことやファンドの売り圧力に押され中心限月としての年初来安値を更新した。大豆は米政府がアルゼンチンとインドネシア産バイオディーゼル油に対する輸入関税を課すとの見通しで買われた。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米7月新築住宅販売件数(年率換算)57.1万件(予想61万件 前回63万件)
23:00米7月新築住宅販売件数(前月比)-9.4%(予想+0.0% 前回+1.9%)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。