朝刊:2017/08/25

ジャクソンホール会議を前に様子見ムード広がり、NYダウ、ナスダック共に続落

NY為替
前日トランプ大統領がメキシコ国境沿いの壁を建設するために政府機関の閉鎖も辞さないとの発言で円買いドル売りが進みドル円が108円台まで下落したが今日は為替相場に影響を与えると思われるジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長とドラギECB総裁の講演を前に一旦ドル売りのポジションを買い戻す動きが優勢となった。24日のNY為替市場のドル円相場は前日比50銭ほど円安ドル高の1ドル=109円60銭近辺で取引を終えた。
NYダウ
トランプ大統領の政権運営に対する不透明感の高まりが相場の重石となる中、25日からのイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演を前に発言内容を見極めたいとの動きから様子見ムードが広がり全般に方向感に欠ける相場展開となった。そんな中、原油相場の下落でエネルギー株が売られたほかIT/ハイテク関連株や小売株が軟調に推移した一方で金融株が買われ相場を下支えした。24日のNY株式市場ではNYダウは前日比28ドル69セント安の21783ドル40セントと続落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も小幅続落し、6271.33(-7.08)。
NY貴金属
金12月限は1292.0ドル(前日比-2.7)。白金10月限は982.6ドル(前日比+1.7)。金は反落した。トランプリスクや株安が下支えとなったものの為替相場がドル高に振れたことが圧迫要因となり25日のジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長の講演を控え利益確定売りや持ち高調整の売りで売り圧力が強かった。プラチナはパラジウムの続伸を受けて小反発した。
NY原油
原油10月限は47.43(前日比-0.98)。NY原油は反落した。メキシコ湾岸で発生したハリケーンが石油精製施設の集中する地域に向かっているとの観測で一時的な供給逼迫より経済へのダメージが大きいとの見方が広がり売りを誘った。又EIAが23日公表した週間在庫統計で米国内の原油生産が前週より増加したことも相場の重石となった。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は356.25セント(前日比+0.50)。大豆11月限は946.50(前日比+8.50)。コーンは小反発、大豆は3日続伸した。コーンは今週前半の続落で修正高を期待する買いが入り反発に転じた。大豆は輸出成約高が強気の内容だったことや新たなクロップツアーの報告でイリノイ州の着サヤ計測数が過去3年平均を下回ったことが材料視された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)23.4万件(予想23.8万件 前回23.2万件)
23:00米7月中古住宅販売件数(年率換算)554万件(予想555万件 前回552万件)
23:00米7月中古住宅販売件数(前月比)-1.3%(予想+0.5% 前回-2.0%)

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