朝刊:2017/08/28

トランプ政権の税制改革推進への期待で、NYダウ3日ぶりに反発

NY為替
25日のNY為替市場では注目されていたジャクソンホール会議の講演でイエレンFRB議長の金融政策に関する発言やドラギECB 総裁のユーロ高をけん制する発言が無かった事からドルが主要通貨に対して売られ全面安となり円高ドル安の流れが加速した。もっとも、イエレンFRB議長が金融政策に言及しないと事前に予測していた市場参加者も多く持ち高調整の円売りドル買いが入り易く、円の上値も重かった。 ドル円は前日比20銭ほど円高ドル安の1ドル=109円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
25日のNY株式市場ではトランプ政権の経済政策を担当するコーン国家経済会議(NEC)委員長が英紙とのインタビューで「来週からトランプ大統領の日程は税制改革中心に展開する予定」と述べたことからトランプ政権の税制改革進展への期待で買われた。ただ、ジャクソンホール会議でのイエレンFRB議長やドラギECB総裁の講演で材料視されるような発言が無かった事から取引終盤にかけ週末を控えた持ち高調整の売りに押され伸び悩んだ。NYダウは前日比30ドル27セント高の21813ドル67セントと3日ぶりに反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は3日続落し、6265.64(-5.68)。
NY貴金属
金12月限は1297.9ドル(前日比+5.9)。白金10月限は979.1ドル(前日比-3.5)。金は反発した。注目されていたジャクソンホール会議のイエレンFRB議長の講演で金融政策に関して言及されなかったことやダラス連銀カプラン総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことなどで米長期債利回りが低下しドル安が進んだことからドルの代替資産としての金への資金流入期待で買われた。プラチナは利益確定売りに押され反落した。
NY原油
原油10月限は47.87(前日比+0.44)。NY原油は反発した。前日は大型のハリケーン「ハービー」が石油施設の集中する米テキサス州に上陸するとの観測から製油所の閉鎖によって原油在庫が積みあがるとの予想で売られたもののこの日は生産停止による供給不安が懸念され買い戻しを誘った。ガソリンは製油所の停止で供給が減るとの見方で買いを集め4日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は353.50セント(前日比-2.75)。大豆11月限は944.50(前日比-2.00)。コーンは小反落した。コーンは期末在庫の水準を見極める為21日から始まった米農業調査会社プロファーマーのクロップツアーの最終報告待ちとなる中、週末を控え持ち高調整の売りに押された。大豆も週末の持ち高整理の売りで小幅反落した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米7月耐久財受注(前月比)-6.8%(予想-6.0% 前回+6.4%)

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