朝刊:2017/08/30

北朝鮮のミサイル発射に楽観的な見方から押し目買いが入り、NYダウは反発

NY為替
昨日の外国為替市場では北朝鮮のミサイル発射を受けリスク回避の円買いドル売りの動きが強まっていたがNY市場では北朝鮮問題について現状は経済制裁を強化する段階にあり今回のミサイル発射への警戒は一時的とのことでいずれ終息に向かうと楽観的に見られたようだ。29日のNY為替市場のドル円相場は後半にかけて米株式相場がプラスに転じたことからドルの買戻しが優勢となりドル円は前日終値より50銭ほど円安ドル高の1ドル=109円70銭前後で取引を終えた。
NYダウ
29日のNY株式市場では朝方北朝鮮のミサイル発射を受けリスク回避姿勢が強まり売り先行となりNYダウは一時130ドル超下げたものの今すぐに軍事衝突に発展する状況にないと楽観的な見方から押し目買いの動きが強まり相場を押し上げた。又、この日コンファレス・ボードから発表された8月消費者信頼感指数が市場予想を上回り16年ぶりの高さとなったことを受け米景気拡大への期待が高まりアップル、アマゾンなど主力のIT・ハイテク銘柄に買いを誘った。NYダウは前日比56ドル97セント高の21865ドル37セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も続伸し、6301.89(+18.87)。
NY貴金属
金12月限は1318.9ドル(前日比+3.6)。白金10月限は1003.5ドル(前日比+14.2)。金は3日続伸した。北朝鮮のミサイル発射を受けリスク回避の動きが強まり安全資産の金への投資資金流入期待で買われた。ユーロ高を受け上値追いとなり一時2016年11月以来の高値(1331.9ドル)を付けた。プラチナはユーロ高と金の続伸に後押しされ、1000ドル超えでテクニカル要因の買いを誘い一段高となった。
NY原油
原油10月限は46.44(前日比-0.13)。NY原油は小幅続落した。米テキサス州へ上陸したハリケーン「ハービー」の影響で製油所がガソリン等の石油製品の生産を停止、再稼動に数週間かかるとみられ、原油の精製が遅れ在庫が積みあがるとの懸念で引き続き売りが優勢となった。ガソリンは製油所の停止で供給逼迫懸念から買われ6日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は348.75セント(前日比-2.25)。大豆11月限は937.25(前日比-4.00)。コーン、大豆共に続落した。コーンは前日の取引終了後米農務省が発表した作柄報告が悪化せず7月の熱波の影響は限定的との見方が広がり売りを誘った。大豆も作柄報告で前週より作柄が改善したことが嫌気された。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:00米6月ケース・シラー米住宅価格指数(前年同月比)+5.7%(予想+5.6% 前回+5.7%)
23:00米8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)122.9(予想120.6 前回120.0)

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