朝刊:2017/08/31

良好な米経済指標の発表を受け金融株が買われ、NYダウ、ナスダック指数共に続伸

NY為替
この日発表された米8月ADP雇用統計や米GDP改定値が予想を上回る強い内容だったことから年内追加利上げ観測が再燃したことを受けドルを買い戻す動きが優勢となり30日のNY為替市場のドル円相場ではドル円が前日NY終値より60銭ドル高円安の1ドル=110円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
30日のNY株式市場では北朝鮮情勢やハリケーンの影響への警戒感が燻る中、この日発表されたADP雇用統計と米GDP改定値が予想を上回る強い内容だったことから長期債利回りの低下が一服したことを受けゴールドマンサックスなどの金融株買われたほかアップルなどIT/ハイテク銘柄が堅調となり株式相場を下支えした。一方でエネルギー株や保険株などが冴えない動きとなり相場の重石となった。ダウ採用銘柄ではゴールドマンサックスとキャタピラーが大幅上昇し2銘柄だけでNYダウを25ドル強押し上げた。NYダウは前日比27ドル06セント高の21892ドル43セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は3日続伸し、6368.31(+66.42)。
NY貴金属
金12月限は1314.1ドル(前日比-4.8)。白金10月限は995.2ドル(前日比-8.3)。金は4日ぶりに反落した。良好な米経済指標の発表を受け主要通貨に対しドルが買われドル高が進んだことでドルの代替資産とされる金へ利益確定売りを誘った。プラチナは北朝鮮情勢への懸念で押し目を買う動きも見られたがドル高が圧迫要因となり利食い売りに押され反落した。
NY原油
原油10月限は45.96(前日比-0.48)。NY原油は3日続落した。米エネルギー情報局が発表した週報では原油在庫は減少したものの今回のハリケーンの影響が反映されていないため来週以降製油所の閉鎖による影響が本格化し原油在庫が増加するとの見通しが重石となった。ガソリンは製油所の停止による供給逼迫懸念で7日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は345.50セント(前日比-3.25)。大豆11月限は933.25(前日比-4.00)。大豆・コーン共に続落。コーンは収穫期を前に豊作観測や9月初めの早霜の可能性は低いとの予報が売り材料視された。大豆は中国向け輸出が好調なもののコーンの軟調やドル高が圧迫要因となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
20:00米MBA住宅ローン申請指数(前週比)-2.3%(予想- 前回-0.5%)
21:15米8月ADP雇用統計(前月比)23.7万人(予想18.5万人 前回20.1万人)
21:30米4-6月期GDP改定値+3.0%(予想+2.7% 前回+2.6%)

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