朝刊:2017/09/07

トランプ政権と米議会が債務上限引き上げ法案の先延ばしに合意したことを受け、NYダウ、ナスダック共に反発

NY為替
トランプ大統領と米議会がハリケーン「ハービー」救済の為の歳出と債務上限引き上げを12月まで引き伸ばす法案を抱き合わせで認めることに暫定合意したと伝わったことで債務上限引き上げ問題が先送りされたことから米国債の利払いがデフォルトに陥る事態が当面回避されたとの見方が広がりこれを受け米債券利回りが上昇しドルを買い戻す動きが強まり6日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より50銭ほど円安ドル高の1ドル=109円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
6日のNY株式市場ではトランプ大統領と米議会がハリケーン「ハービー」の救済の為の歳出と債務上限引き上げを12月まで引き伸ばす法案を抱き合わせで暫定合意したと伝わったことから債務上限問題が当面回避されたことが好感されリスク回避の動きがやや後退した。又、昨日の株価急落で目先自律反発狙いの押し目買いも入り相場を下支えした。米債利回りの上昇で金融株反発した他原油高からエネルギー株が買われ相場を押し上げた。NYダウは前日比54ドル33セント高の21807ドル64セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、6393.31(+17.74)。
NY貴金属
金12月限は1339.0ドル(前日比-5.5)。白金10月限は1007.1ドル(前日比-1.9)。金は4日ぶりに反落した。米議会がハリケーン「ハービー」の救済法案と債務上限引き上げを12月まで先送りする法案を抱き合わせすることに暫定合意したことから米債券利回りが上昇しドル高が進んだことを受け安全資産とされる金への売り圧力が強まった。プラチナはドル高が圧迫要因となり利益確定売りを誘った。又、欧州のディーゼル車のシェアー縮小で自動車触媒が減少したことや中国の宝飾需要の減少も弱材料視されたようだ。
NY原油
原油10月限は49.16(前日比+0.50)。NY原油は続伸した。ハリケーン「ハービー」の影響で操業を停止していた製油所や石油パイプラインが操業を再開していることから原油消費量が通常に回復するとの見通しで買われた。又、大型のハリケーン「イルマ」がメキシコ湾岸へ向かわず進路を変えフロリダ州に上陸するとの予報でテキサス州やルイジアナ州の石油施設への影響が回避されたことも相場の押し上げ要因となった。ガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は361.50セント(前日比+2.50)。大豆11月限は971.00(前日比+2.50)。大豆、コーンは続伸した。大豆はコーンベルトで低温乾燥の気候が続くとの予報で作柄悪化への懸念で買われた。コーンは作柄報告で「良」以上が引き下げられたことや成熟率が平年より下回ったことが買い材料となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米8月ISM非製造業景況指数55.3(予想55.5 前回53.9)

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