朝刊:2017/09/08

超大型ハリケーン「イルマ」への警戒感の高まりを受け、NYダウは反落

NY為替
この日開催されたECB定例理事会でECBは政策金利の据え置きを決定し、量的緩和策についても年末までの継続を確認した。ドラギECB総裁が会見で量的緩和策の見直しの議論を始めたことを明らかにし、10月にも方針を決定する考えを示唆した。それを受けユーロ高ドル安が進み、ドルは対円に対しても弱含みとなった。又、超大型ハリケーン「イルマ」がフロリダ州に接近中との報道でリスク回避の動きが強まり債券が買われ米債券利回りが低下したことからドル円は一時108円ちょうど近辺まで下落し年初来安値を更新した。7日のNY為替市場のドル円相場は前日終値より70銭ほど円高ドル安の1ドル=108円50銭前後で取引を終えた。
NYダウ
7日のNY株式市場では超大型ハリケーン「イルマ」による大規模災害への警戒感の高まりでリスク回避の動きが強まり安全資産とされる債券が買われ米長期債利回りが低下したことを受けJPモルガンチェースやゴールドマンサックスなどの金融株や保険株が売られた他住宅建設や消費関連の一角が軟調となった。ダウ採用銘柄ではJPモルガンチェースとゴールドマンサックスの2銘柄でダウを30ドルほど押し下げた。NYダウは前日比22ドル86セント安の21784ドル78セントと反落した。一方でIT/ハイテク株は比較的底堅い動きとなりハイテク銘柄中心のナスダック指数は小幅続伸し、6397.87(+4.55)。
NY貴金属
金12月限は1350.3ドル(前日比+11.3)。白金10月限は1016.8ドル(前日比+9.7)。金は反発した。引き続き北朝鮮リスクに対する懸念が意識される中、ECBドラギ総裁発言でユーロ高ドル安が進んだことやハリケーン「イルマ」への警戒感の高まりでリスク回避の動きが強まり安全資産とされる金が買われた。プラチナはドル安や金の堅調に支援され買いが優勢となり反発した。
NY原油
原油10月限は49.09(前日比-0.07)。NY原油は小反落した。ハリケーン「イルマ」の原油在庫への影響が不透明な中、7日EIAが発表した週間石油在庫統計で原油在庫が10週間ぶりに増加したことでハリケーン「イルマ」による石油消費量への影響度合いを見極めたいとのことから売りがやや優勢となった。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は355.25セント(前日比-5.75)。大豆11月限は968.75(前日比-2.25)。大豆、コーンは反落した。大豆・コーン共に来週米農務省から発表される需給発表を控え内容を見極めたいとの思惑もあり前日まで続伸した反動で利益確定売りが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)29.8万件(予想24.5万件 前回23.6万件)
21:30米4-6月期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)+1.5%(予想+1.3% 前回+0.9%)

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