朝刊:2017/09/12

北朝鮮リスクやハリケーン「イルマ」への警戒が和らぎドル高進み、NY株式相場が全面高

NY為替
9/9の北朝鮮の建国記念日にミサイル発射などの挑発行為が見送られ北朝鮮リスクへの懸念が後退したことやハリケーン「イルマ」が勢力を弱め米経済への影響がそれほど大きなものにならないとの見方が広がったことなどから投資家のリスク回避姿勢が和らぎ円買いドル売りポジションを巻き戻す動きが強まった。11日のNY為替市場ではドル円は前日比1円60銭ほど円安ドル高の1ドル=109円50銭前後で取引を終えた。
NYダウ
11日のNY株式市場では9/9の北朝鮮の建国記念日に軍事的挑発行為が見送られ北朝鮮情勢の緊迫化への懸念が後退したことやハリケーン「イルマ」の勢力が弱まり米経済への影響が予想より大きくならないとの見方が広がったことで先週末に懸念されていた2つのリスクが無事通過したことを受け投資家心理が改善し、幅広い銘柄が買われ全面高となった。米債利回りの上昇を受け金融株や保険株が買われた他IT/ハイテク株が買い戻しで堅調な動きとなり相場を押し上げた。NYダウは前日比259ドル58セント高の22057ドル37セントと大幅続伸、8/16以来約1ヶ月ぶりに22000ドル台を回復した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は反発し、6432.27(+72.08)。
NY貴金属
金12月限は1335.7ドル(前日比-15.5)。白金10月限は998.8ドル(前日比-13.5)。金は3日ぶりに反落した。先週末懸念されていた2つのリスクへの警戒感が和らいだことに加え大幅なドル高・株高でリスク回避の動きが後退し、安全資産とされる金への売りが優勢となった。プラチナはドル高ユーロ安と金の軟調が売り圧迫要因となり続落した。
NY原油
原油10月限は48.07(前日比+0.59)。NY原油は反発した。大型ハリケーン「イルマ」が勢力を弱めたことで石油需要への影響は一時的との見方が広がり買戻しを誘った。又、サウジアラビアの産業鉱物資源相がOREC、非OPEC加盟国による協調減産をめぐりカザフスタン、ベネズエラ両石油相と協議したと表明し、OPEC 主導の協調減産延長への期待が膨らんだことも買い材料視された。ガソリンは製油所の復旧で石油製品の供給懸念が後退し続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は357.50セント(前日比+0.75)。大豆11月限は960.00(前日比-2.00)。大豆は続落、コーンは小幅続伸した。コーンは米農省から発表される需給報告を前に売り方の買い戻しが優勢となった。大豆はドル高に圧迫され需給報告前の手仕舞い売りに押された格好となった。
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