朝刊:2017/09/14

米債券利回りと原油相場の上昇で金融株とエネルギー株が買われ、NYダウ、ナスダック共に連日の史上最高値更新

NY為替
13日のNY為替市場では債券市場で米10年債利回りが上昇し一時8月下旬以来の高水準に達したことから日米金利差の拡大を見越した円売りドル買いが加速した。又、米議会共和党指導部とホワイトハウスが今月の最終週に税制改革のガイドラインを公表すると発表したことからトランプ政権の税制改革の進展が期待されたこともドル高の流れを後押しした。ドル円は前日比30銭ほど円安ドル高の1ドル=110円50銭台で取引を終えた。
NYダウ
13日のNY株式市場では株価指数が連日最高値を更新していることで高値警戒感が強まり上値が重くなる中、米債利回りの上昇から金融株の一角が堅調となった他、原油相場の上昇を背景にエネルギー株が買われ相場を押し上げた。又、トランプ政権の税制改革の進展への期待も相場を下支えしNYダウは前日比39ドル32セント高の22158ドル18セントと連日の最高値更新となった。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も小幅続伸し、6460.19(+5.91)と2日連続で最高値を更新した。
NY貴金属
金12月限は1328.0ドル(前日比-4.7)。白金10月限は983.2ドル(前日比-3.3)。金は3日続落した。米債利回りの上昇でドル高が進んだことからドルの代替資産とされる金の売りが優勢となった。又、北朝鮮が国連安保理の追加制裁決議を非難したものの軍事的挑発行為に至ってないことで目先北朝鮮リスクへの警戒感が後退していることも金の上値を抑える要因となった。プラチナはドル高に圧迫され軟調に推移し続落した。
NY原油
原油10月限は49.30(前日比+1.07)。NY原油は続伸した。13日にIEAが発表した月報で世界の原油生産が4ヶ月ぶりに減少したことや欧州での活発な消費を背景に2017年の需要見通しを上方修正したことで世界の過剰在庫は縮小に向かいつつあるとの見方が広がり買われた。ガソリンは在庫が急激に減少したもののハリケーンの影響による一過性のものとの見方で材料視されず反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は351.50セント(前日比変わらず)。大豆11月限は960.50(前日比+10.00)。コーンは前日比横ばい、大豆は5日ぶりに反発した。大豆は需給報告発表後の材料出尽くしで買戻しの動きが強まった。又、USDAからメキシコ向け大口成約が明らかにされたことも買い材料視された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米8月卸売物価指数(PPI)(前月比)+0.2%(予想+0.3% 前回-0.1%)
21:30米8月卸売物価指数(PPIコア)(前月比)+0.1%(予想+0.2% 前回-0.1%)
27:00米8月月次財政収支-1077億ドル(予想-1190億ドル 前回-429億ドル)

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