朝刊:2017/09/15

原油相場の上昇でエネルギー株買われ、NYダウは3日連続の史上最高値更新

NY為替
この日発表された米8月消費者物価指数(CPI)が事前予想を上回ったことから年内の利上げ観測が再燃し米債利回りが上昇した。それを受けドル買いが加速、ドル円は一時111円台へ上昇したもののその後北朝鮮がミサイルを発射する兆候があるとの報道で北朝鮮リスクへの警戒感の高まりでドルが売られドル円は急速に伸び悩んだ。14日のNY為替市場ではドル円は前日比10銭ほど円高ドル安の1ドル=110円40銭前後で取引を終えた。
NYダウ
14日のNY株式市場では朝方発表された米8月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回り年内利上げ観測が再燃したことや北朝鮮がミサイルを発射する兆候が見られるとの報道で北朝鮮リスクが意識されたことなどで寄り付きは売り先行で始まった。売り一巡後はトランプ政権の税制改革への期待が相場を下支し、原油相場の上昇を受けたエネルギー関連株の堅調がダウの上昇をサポートした。大統領専用機「エアフォースワン」の次期モデルを受注したと発表したボーイングが大幅高となりNYダウを押し上げた。NYダウは前日比45ドル30セント高の22203ドル48セントと3日連続の最高値更新となった。一方でハイテク銘柄中心のナスダック指数は反落し、6429.09(-31.10)。
NY貴金属
金12月限は1329.3ドル(前日比+1.3)。白金10月限は980.9ドル(前日比-2.3)。金は反発した。朝方はCPIの発表を受けドル高にぶれたことで売りが先行したがその後ドル高一服で割安感からの買い戻しが入ったことや北朝鮮リスクへの懸念が再燃したことを受け現物資産としての金へリスク回避目的の買いを誘った。プラチナはドル高ユーロ安に圧迫され続落した。
NY原油
原油10月限は49.89(前日比+0.59)。NY原油は続伸した。今週OPECやIEAが発表した月報などで中長期の原油需要見通しが上方修正されたことから世界的な需給改善期待の高まりを受け買いが優勢となった。ガソリンは続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は354.25セント(前日比+2.75)。大豆11月限は976.00(前日比+15.50)。コーンは反発、大豆は大幅続伸した。大豆は米農務省(USDA)が発表した輸出成約高が161万トンを超えるなど好調な輸出成約を受け輸出拡大観測で買われた。又、ブラジル産地の降雨不足への懸念も材料視された。コーンは大豆、原油高に後押しされ買いが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30新規失業保険申請件数(前週分)28.4万件(予想30.0万件 前回29.8万件)
21:30米8月消費者物価指数(CPI)(前月比)+0.4%(予想+0.3% 前回+0.1%)
21:30米8月消費者物価指数(CPIコア)(前月比)+0.2%(予想+0.2% 前回+0.1%)

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