朝刊:2017/09/21

FOMCの結果を受け金融株が買われ、NYダウは7日連続の史上最高値更新

NY為替
この日米連邦準備制度理事会(FRB)はFOMCで市場予想通り利上げを見送ったが10月にバランスシート縮小を開始する計画を明らかにした。又、FOMCのメンバーのほとんどが年内あと一回の利上げと2018年に3回の利上げを予想したことから米債利回りが上昇しそれに伴い日米金利差を見込んだ円売りドル買いが加速、ドル円は112円台へ上昇した。20日のNY為替市場ではドル円は前日比60銭ほど円安ドル高の1ドル=112円20銭前後で取引を終えた。
NYダウ
20日のNY株式市場では午後発表されたFOMCの結果を受け年内利上げ観測が高まり米債利回りの上昇からアップル、マイクロソフトなどIT/ハイテク株が売られ相場の重石となった。一方でFOMCメンバーの政策金利見通しは2019年の中央値が前回から下方修正されたことでFRBは利上げペースを加速しないとの見方が広がり買い安心感につながった。米債利回りの上昇を受け銀行株が買われた他原油相場の反発でエネルギー株が堅調となり指数を押し上げた。NYダウは前日比41ドル79セント高の22412ドル59セントと9日続伸し7日連続で最高値を更新した。半面、ハイテク銘柄中心のナスダック指数は4日ぶりに反落し、6456.04(-5.28)。
NY貴金属
金12月限は1316.4ドル(前日比+5.8)。白金10月限は945.4ドル(前日比-5.8)。金は4日ぶりに反発した。トランプ大統領の国連での演説で「米国と同盟国を守ることを迫られれば北朝鮮を完全に破壊する以外の選択はない」と述べたことで北朝鮮リスクへの懸念が意識され安全資産としての金へリスク回避目的の買いを誘った。プラチナは9日続落した。
NY原油
原油10月限は50.41(前日比+0.93)。NY原油は反発した。先週OPECやIEAが需要見通しを上方修正したことやイラク石油相が追加減産や減産期間の更なる延長を示唆したことから世界的な需給改善に向け産油国の協調減産への期待が強まった。又、EIAが公表した週間在庫統計で石油製品の在庫が一段と減少したことも支援材料とされた。ガソリン、ヒーティングオイルは共に反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は350.00セント(前日比+1.75)。大豆11月限は970.00(前日比+4.50)。コーン、大豆共に反発。大豆は米農務省(USDA)から中国向けと思われる100万トン超の輸出成約があったことが明らかにされたことが好感された。コーンは大豆、原油高に追随する買いが入った。
今日のニュース
主な経済指標結果
23:00米8月中古住宅販売件数(前月比)-1.7%(予想+0.2% 前回-1.3%)

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