朝刊:2017/09/22

FRBによる年内利上げ観測の高まりを受けIT/ハイテク株売られ、NYダウは10日ぶりに反落

NY為替
20日のFOMCの結果発表を受けFRBによる年内利上げ観測が強まった一方で日銀の金融政策決定会合後の黒田総裁の記者会見で日銀による緩和的金融政策の維持が示されたことから日米金利差の拡大傾向が続くとの見方が強まり円売りドル買いを誘った。ただ、この日は米長期金利の上昇が一服したことから持ち高調整の円買いドル売りで円の下値も固くドル円は112円台前半でのもみ合いとなった。21日のNY為替市場ではドル円は前日比30銭ほど円安ドル高の1ドル=112円50銭前後で取引を終えた。
NYダウ
21日のNY株式市場ではNYダウが7日連続で最高値を更新したことから高値警戒感もあり利益確定売りが出易い相場環境となる中、前日のFOMCの結果を受け年内の利上げ観測が強まり金融株は引き続き堅調となったものの割高感のあるIT/ハイテク株が軟調となり下げを主導した。特にアップルが2%近く下落し相場を押し下げた。NYダウは前日比53ドル36セント安の22359ドル23セントと10日ぶりに反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は続落し、6422.69(-33.35)。
NY貴金属
金12月限は1294.8ドル(前日比-21.6)。白金10月限は939.9ドル(前日比-5.5)。金は急反落。FOMC後のドル高進行による割高感から売りが優勢となった。又この日発表された景気指標が予想を上回り強い数字となったことも圧迫要因となり下げ圧力を強めた。プラチナは金の急落やドル高が嫌気され続落した。
NY原油
原油11月限は50.55(前日比-0.14)。NY原油は小反落した。22日のOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会合の結果を見極めたいとのことから様子見気分が強まり持ち高調整の売りが優勢となった。ガソリンは反落、ヒーティングオイルは続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は350.25セント(前日比+0.25)。大豆11月限は970.75(前日比+0.75)。コーン、大豆共に小幅続伸。大豆は米農務省(USDA)が発表した週間の輸出売上高が市場予想を上回ったことや新たな中国向け輸出商談を公表したことが好感された。コーンは大豆や小麦の上昇に連れ高した。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)25.9万件(予想30.2万件 前回28.2万件)
21:30米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数23.8(予想17.1 前回18.9)
23:00米8月景気先行指標総合指数(前月比)+0.4%(予想+0.3% 前回+0.3%)

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