朝刊:2017/09/25

北朝鮮リスクへの警戒で安全資産として金、債券が買われる

NY為替
トランプ大統領の国連演説に対し北朝鮮外相が新たな挑発行為を示唆する発言を行ったことで北朝鮮リスクに対する警戒から22日の東京市場でリスク回避の円買いドル売りが強まり一時ドル円が111円60銭台後半へ下落した。その後NY時間に入っても引き続き円買いドル売りの流れが継続したしたものの米国の年内利上げ観測の再燃から日米金利差の拡大を見込んで111円台後半ではドル買い意欲も強くドルの下値も限定的となり22日のNY為替市場でのドル円相場は東京終値と同水準の1ドル=112円ちょうど近辺で取引を終えた。
NYダウ
22日のNY株式市場ではFOMCも無事通過し新規材料に乏しい中、朝方は北朝鮮リスクが警戒され売り優勢で始まりアップルの続落やヘルスケア関連株の軟調で一時NYダウは60ドルほど安くなる場面もあったが終盤にかけてエネルギー株や産業株の一角が買われNYダウは下げ渋りとなり下げ幅を縮小した。NYダウは前日比9ドル64セント安の22349ドル59セントと小幅続落した。一方でハイテク銘柄中心のナスダック指数は3日ぶりに小反発し、6426.92(+4.23)。
NY貴金属
金12月限は1297.5ドル(前日比+2.7)。白金10月限は932.1ドル(前日比-7.8)。金は小幅続伸した。21日に北朝鮮外相が水爆実験を実施する可能性に言及したことから米朝間の緊張の高まりを受け地政学リスクが意識され安全資産とされる金が買われた。また、米長期債利回りの低下や米株の伸び悩みも買い材料視された。プラチナは11日連続で下落した。
NY原油
原油11月限は50.66(前日比+0.11)。NY原油は小反発した。22日にウィーンで開かれたOPEC加盟国と非加盟国の産油国閣僚会合で8月の協調減産の達成率が116%と7月に比べ大幅に改善したことが確認され原油需給が引き締まるとの見方や石油サービス会社のベーカー・ヒューズが22日公表したリグの稼働数が前週比5基減り3週連続で減少したことで米国内での生産ペースの鈍化が期待され押し目買いを誘った。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は353.50セント(前日比+3.25)。大豆11月限は984.25(前日比+13.50)。大豆とコーンは続伸した。大豆は中国向けを中心とした輸出の拡大観測やイールドの低下懸念から需給逼迫期待で買われ、約2か月ぶりの高値を付けた。コーンは大豆の上昇に後押しされたことやエタノール原料の需要拡大観測で買われた。
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