朝刊:2017/09/28

トランプ政権の税制改革案への期待からITハイテク株買われナスダック指数が大幅続伸、NYダウは5日ぶりの反発

NY為替
朝方はこの日発表になった8月の耐久財受注が予想を上回る強い数値となったことやトランプ政権の税制改革の公表を前に税制改革案への期待を背景にしたドル買いが優勢となりドル円は一時113円台へ上昇した。その後トランプ政権の税制改革案の内容が明らかになると利益確定のドル売りが強まりドル円は112円台後半へ押し戻された。27日のNY為替市場でのドル円相場は前日比60銭ほど円安ドル高の1ドル=112円80銭前後で取引を終えた。
NYダウ
27日のNY株式市場ではトランプ政権の税制改革案で法人税の引き下げや企業が海外に保有する資産を国内に戻す際にかかる税金を減速廃止する案などが盛り込まれたことから海外保留資金の多いIT/ハイテク企業が恩恵を受けるとの見方からアップル、マイクロソフトなどハイテク銘柄が買われた他、米利上げ観測の強まりで金融株が堅調に推移し相場を押し上げた。NYダウは前日比56ドル39セント高の22340ドル71セントと5日ぶりに反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は大幅続伸し、6453.26(+73.10)。
NY貴金属
金12月限は1287.8ドル(前日比-13.9)。白金10月限は921.5ドル(前日比-3.2)。金は続落した。米利上げ観測の強まりやトランプ政権の税制改革案への期待でドル高が進みドルの代替資産としての金への投資資金の流入が細るとの懸念から売りが優勢となった。プラチナもドル高と金の下落が嫌気され続落した。
NY原油
原油11月限は52.14(前日比+0.26)。NY原油は反発した。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の石油在庫統計で輸出の急増を背景に原油在庫が予想に反し減少したことから需給の引き締まりを期待した買いが入った。一方、ガソリンは在庫が小幅に増加したことが嫌気され続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は354.00セント(前日比+1.75)。大豆11月限は965.50(前日比+2.00)。大豆とコーンは小幅反発した。大豆は中国向け大口成約があったことが好感されたことや小麦の反発でファンドの売り持ち解消の買いが入った。コーンは小麦、大豆の反発に後押しされたかたちとなった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米8月耐久財受注(前月比)1.7%(予想+1.0% 前回-6.8%)
23:00米8月住宅販売保留件数(前月比)-2.6%(予想-0.5% 前回-0.8%)

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