朝刊:2017/09/29

ドル高一服で買い戻しを誘い、NY金が3日ぶりの反発

NY為替
27日にトランプ政権の税制改革案が公表されたものの議会で可決されるめどが立っておらず成立するかどうかは懐疑的との思惑から税制改革への期待がやや後退し、この日は利益確定の円買いドル売りの動きが目立った。一方年内利上げ観測から米長期金利の先高観も根強く日米金利差拡大への見方から円の上値も重く28日のNY為替市場でのドル円相場は前日比60銭ほど円高ドル安の1ドル=112円20銭台半ばで取引を終えた。
NYダウ
28日のNY株式市場では注目されていたFOMCやトランプ政権の税制改革案の公表など重要イベントが通過し材料出尽くし感から利益確定売りが先行して始まり上値が重い展開となった。売り一巡後は割安感のある目立つ銘柄に押し目買いが入り相場を下支えした。米投資会社が投資判断の引き上げを行なったマクドナルドが買われ1銘柄でダウを23ドルほど押し上げたほか米長期金利の高止まりを受け金融株が引き続き堅調となりNYダウは前日比40ドル49セント高の22381ドル20セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は小幅続伸し、6453.45(+0.19)。
NY貴金属
金12月限は1288.7ドル(前日比+0.9)。白金10月限は921.0ドル(前日比-0.5)。金は3日ぶりに反発した。ドル高が一服したことやこの日発表された新規失業保険申請件数が事前予想を上回ったことを受け値ごろ感からの買い戻しが優勢となった。プラチナは期近と期先でまちまちの動き。
NY原油
原油11月限は51.56(前日比-0.58)。NY原油は反落した。OPEC・非OPECの協調減産効果は期待できるもののリビアの生産量が回復していることや米国のシェールオイルの増産で需給の緩みが懸念されたことから短期間の上昇で利益確定売りが優勢となった。ガソリンは3日続落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は352.50セント(前日比-1.50)。大豆11月限は959.50(前日比-6.00)。大豆とコーンは反落した。大豆とコーンは収穫の本格化を前に豊作見込みから需給の緩みが懸念され、四半期在庫の発表控え持ち高調整の売りが優勢となった。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米4-6月期GDP確定値+3.1%(前期比年率)(予想+3.0% 前回+3.0%)
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)27.2万件(予想27.0万件 前回25.9万件)

掲載内容は情報提供を目的としております。情報につきましては細心の注意を払っておりますが、正確さを保証するものではありません。また、取引における判断はお客様ご自身で行って下さい。