朝刊:2017/10/12

好調な米景気を背景に企業業績の改善期待で買われNYダウ、ナスダック共に続伸し史上最高値を更新

NY為替
11日のNY為替市場では序盤は日欧市場で円高ドル安が進んだ流れを引き継ぎドル売りが優勢となり一時ドル円が112円割れ寸前までの水準に下落したもののその後衆院選挙の世論調査の結果について自民党が安定多数を獲得する勢いとの一部報道を受け安倍政権が支持する緩和的金融政策の継続による日米金利差拡大を見込んだ円売りドル買いの流れが強まった。ドル円は前日東京終値より10銭ほど円高ドル安の1ドル=112円50銭前後で取引を終えた。
NYダウ
11日のNY株式市場ではこの日公表されたFOMC議事録の内容がややハト派的だったことから追加利上げのスピードが緩やかになるとの見方が広がったことや好調な米景気を背景に企業業績改善への期待で好業績が予想される個別銘柄中心に物色意欲が高まった。証券会社の投資判断が引き上げられたJ&Jが大幅上昇しNYダウを18ドル程度押し上げた。NYダウは前日比42ドル21セント高の22872ドル89セント、ハイテク銘柄中心のナスダック指数も6603.55(+16.30)と揃って続伸し最高値を更新した。
NY貴金属
金12月限は1288.9ドル(前日比-4.9)。白金1月限は933.2ドル(前日比-3.3)。金は反落した。カタルーニャ自治州の独立宣言が見送られたことでスペインの独立問題への懸念が後退したことを受け売り圧力が強まった。ただ、FOMC議事録の内容がややハト派的だったことから追加利上げが緩やかになるとの見方が金を下支えし下げ幅は限定的だった。プラチナはドル安一服や金の軟調で利益確定売りを誘い反落した。
NY原油
原油11月限は51.30(前日比+0.38)。NY原油は3日続伸した。OPECの月報で需要見通しが上方修正されたことに加えEIAの月報でも原油価格見通しが上方修正され買いを誘った。イラクがクルド自治区内のキルクークのクルド人部隊に大規模攻撃の準備をしているとクルド自治政府が発表したことから中東での地政学リスクへの警戒も買い材料視された。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は346.00セント(前日比-3.25)。大豆11月限は965.25(前日比-0.75)。大豆・コーン共に続落した。この日も12日発表の需給報告前の持ち高調整主体の相場展開となった。豊作見通しやハーベストプレッシャーが引き続き弱材料視され整理売りを誘った。
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