朝刊:2017/10/13

高値警戒感から利益確定売りに押されNYダウ、ナスダック共に反落

NY為替
12日のNY為替市場ではこの日発表された経済指標がおおむね良好な数字となったことからドルが買われドル円は底堅く推移した一方で米30年債の入札が好調な結果だったことで米長期債利回りが低下したことからドルの上値も限定的となった。低インフレに対する懸念が燻る中、13日の米消費者物価指数(CPI)などのインフレ指標の発表を控え全般的に見送りムードが広がりドル円相場は112円前半での小動きで推移した。ドル円は前日終値に比べ20銭ほど円高ドル安の1ドル=112円30銭前後で取引を終えた。
NYダウ
12日のNY株式市場では前日の史上最高値更新で高値警戒感が広がり利益確定売りが優勢となった。この日シティグループとJPモルガン・チェースが7-9月期の業績発表を行ないいずれも市場予想を上回る好調な結果となったものの株価は既に織り込み済みと判断され発表後は利益確定売りに押されじり安となった。今日は全般的に上値が重い展開となったが好調な世界経済や企業業績を背景に先高期待も根強く下げ幅は限定的となった。NYダウは前日比31ドル88セント安の22841ドル01セント、ハイテク銘柄中心のナスダック指数も6591.51(-12.04)と反落した。
NY貴金属
金12月限は1296.5ドル(前日比+7.6)。白金1月限は941.8ドル(前日比+8.6)。金は反発した。FOMC議事録がハト派的内容だったことから先行き利上げペースが緩むとの観測で昨日に引き続き買いを誘った。プラチナはパラジウムの堅調や金の反発に後押しされた。
NY原油
原油11月限は50.60(前日比-0.70)。NY原油は反落した。12日にIEAが発表した月報で7-9月期の世界の原油需要が前期に比べ鈍化したことが嫌気され売りが優勢となった。EIAが発表した週間石油在庫統計で前週比予想外に減少したもののガソリン在庫は増えたことで原油在庫の減少は一時的との見方が広がり上値が抑えられた。ガソリンは4日ぶりに反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は349.00セント(前日比+3.00)。大豆11月限は992.00(前日比+26.75)。大豆・コーン共に反発した。この日発表されたUSDA需給報告で大豆のイールドが市場予想に反して前月比減少したことが好感されファンドの買いを誘った。一方でコーンはイールドが市場予想を上回り上値が重かったものの既に織り込み済みとの見方から大豆の反発に連れ高した模様。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米新規失業保険申請件数(前週分)24.3万人(予想25.0万人 前回25.8万人)
21:30米9月卸売物価指数(PPI)(前月比)+0.4%(予想+0.4% 前回+0.2%)
21:30米9月卸売物価指数・コア指数(前月比)+0.4%(予想+0.2% 前回+0.1%)

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