朝刊:2017/10/30

主力ハイテク企業の決算が好感されNYダウが続伸、ナスダック指数は5日ぶりの最高値更新

NY為替
この日発表された米7-9月期GDP速報値が市場予想を上回り朝方は円売りドル買いが先行した。その後トランプ大統領が次期FRB議長に金融引き締めに慎重なパウエルFRB理事の指名に傾いているとの報道を受け米長期債利回りが低下し日米金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。又、カタルーニャ独立問題によるスペイン情勢の緊迫化への懸念からリスク回避のユーロ売り円買いが進み対ドルに対しても円買い圧力が強まった。27日のNY為替市場でのドル円相場は前日比30銭ほど円高ドル安の1ドル113円60銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
27日のNY株式市場ではこの日発表された7-9月期GDP速報値が予想を上回り米景気の回復基調が示されたことが相場の上昇をサポートした。ただ、好決算を発表した主力のIT/ハイテク企業が買われた一方で低調だった決算が嫌気された小売株、薬品株などの一角が売られ、売り買いが交錯し上値の重い展開となった。マイクロソフトとインテルの2銘柄でダウを約55ドル押し上げ、NYダウは前日比33ドル33セント高の23434ドル19セントと続伸した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は、6701.26(+144.49)と大幅高し5日ぶりに史上最高値を更新した。
NY貴金属
金12月限は1271.8ドル(前日比+2.2)。白金1月限は914.6ドル(前日比-7.5)。金は反発した。トランプ大統領が次期FRB議長にハト派のパウエル理事の指名に傾いているとの報道で米利上げペースが緩やかになるとの見方が広がり金への資金流入が継続するとの観測から金が買われた。又、スペインのカタルーニャ独立宣言をめぐる政治の混乱への懸念が金への支援材料となった。プラチナはドル高ユーロ安が嫌気され続落した。
NY原油
原油12月限は53.90(前日比+1.26)。NY原油は続伸した。OPECのバーキンド事務局長がこの日ロイター通信に対しサウジアラビアとロシアが協調減産を来年末まで継続すると表明したことを支持していると言明したことが好感された。又、好調な米景気を背景に石油需要の伸びが期待された事やドル安による割安感も支援材料となった。ガソリンは9日続伸、ヒーティングオイルも続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は348.75セント(前日比-1.75)。大豆11月限は975.25(前日比+4.00)。大豆は反発、コーンは小幅続落した。大豆はこの日中国向け大口の輸出成約が報告されとことが好感されたことやドル安が支援材料となり買われた。コーンは26日に国際穀物理事会(IGC)が2017~18年度のコーンの生産予想を引き上げたことや小麦の下落が嫌気された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米7-9月期GDP速報値(前期比年率)+3.0%(予想+2.6% 前回+3.1%)
23:00米10月ミシガン大消費者態度指数(確報値)100.7(予想100.6 前回101.1)

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