朝刊:2017/10/31

トランプ政権の税制改革への不透明感やロシア疑惑の再燃を受け、NYダウは3日ぶりの反落

NY為替
11/2に発表予定の次期FRB議長の人選を巡りパウエルFRB 理事が有力だと米メディアが伝えたことから米10年債利回りが低下したことを受け円買いドル売りが優勢となった。又トランプ政権とロシアとの疑惑を巡りモラー特別検査官のチームが昨年の大統領選でトランプ陣営の選対本部議長だったマナフォート氏ら2人を起訴したと報じられたことで安全資産とされる円を買う動きが強まった。30日のNY為替市場でのドル円相場は前日比50銭ほど円高ドル安の1ドル113円10銭台後半で取引を終えた。
NYダウ
30日のNY株式市場ではこの日、米ブルームバーク通信がトランプ政権の目指す法人減税について段階的に引き下げることを検討していると報じたことから税制改革の進展に時間がかかるのではとの懸念が広がり法人税引き下げに恩恵を受ける内需株などに失望売りを誘った。又、長期金利が低下したことを受け金融株も下落した。NYダウは前日比85ドル45セント安の23348ドル74セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数は、6698.97(-2.30)と小反落した。
NY貴金属
金12月限は1277.7ドル(前日比+5.9)。白金1月限は922.7ドル(前日比+8.1)。金は続伸した。トランプ政権の税制改革への不透明感やロシア疑惑を巡る懸念などでドル安が進んだことで買いを誘った。プラチナは反発した。金の堅調やドル安が進んだことが支援材料となった。
NY原油
原油12月限は54.15(前日比+0.25)。NY原油は続伸した。引き続きOPECと非OPEC加盟国の協調減産延長への前向きな姿勢が評価されたほか前週に北海ブレンド原油先物が2年4ヶ月ぶりとなる節目の60台を上回ったことから先高期待の買いを誘った。ガソリンは10日ぶりの反落、ヒーティングオイルは3日続伸した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は348.75セント(前日比変わらず)。大豆11月限は972.75(前日比-2.50)。大豆は反落、コーンは横ばい。大豆はブラジル産地での降雨で乾燥懸念が後退したことを受け売りが優勢となった。コーンはコーンベルトの晴天で収穫が進展すると見通しで売りが先行するも原油高やドル安にサポートされ買い戻された。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米9月個人所得(前月比)+0.4%(予想+0.4% 前回+0.2%)
21:30米9月個人消費支出(PCE)+1.0%(前月比)(予想+0.8% 前回+0.1%)
21:30米9月個人消費支出(PCEデフレーター)+0.1%(前月比)(予想+01% 前回+0.1%)

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