朝刊:2017/11/06

良好な雇用情勢を背景に米景気に対する楽観的な見方が広がりNYダウ、ナスダック指数共に過去最高値更新

NY為替
この日発表された米10月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が予想を下回ったことや平均時給の伸びが9月から鈍化し賃金の伸び悩みが明らかになったことなどから米長期債利回りが低下したことを受けドル売り円買いの動きが強まり一時ドル円は113円60銭台を付けた。その後に発表された米10月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回る上昇となったことからドル円は切り返し114円台へ値を戻す展開となり3日のNY為替市場でのドル円相場は前日比5銭ほど円高ドル安の1ドル114円10銭近辺で取引を終えた。
NYダウ
朝方発表された10月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想に届かなかったものの失業率が4.1%と2000年以来の低水準となったことから米景気回復への楽観的な見方が広がった。又、前日好決算を発表したアップルがこの日も2%ほど上昇しNYダウを約30ドル押し上げるなど相場のけん引役となった。一方で長期債利回りの低下が嫌気された金融株が売られ相場の重石となった。3日のNY株式市場ではNYダウは前日比22ドル93セント高の23539ドル19セントと続伸し、ハイテク銘柄中心のナスダック指数は6764.43(+49.49)と共に過去最高値を更新した。
NY貴金属
金12月限は1269.2ドル(前日比-8.9)。白金1月限は921.9ドル(前日比-5.9)。金は3日ぶりに反落した。為替のドル高ユーロ安でドルの代替資産としての金への売りが優勢となったほか10月の失業率が4.1%と2000年以来の低水準となったことから12月利上げ観測の高まりから利息が付かない金からの資金流出懸念で利益確定売りを誘った。プラチナはドル高ユーロ安が嫌気され続落した。
NY原油
原油12月限は55.64(前日比+1.10)。NY原油は続伸した。米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが3日発表したリグの稼働数が前週に比べ大幅に減少した事で米国内での生産過剰懸念が和らいだことが好感された他良好な雇用情勢を背景とした米景気拡大に伴い石油などのエネルギー需要の高まりに期待する買いが入った。ガソリンは続伸した、ヒーティングオイルは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は348.25セント(前日比-2.25)。大豆1月限は986.75(前日比-12.50)。大豆が急落、コーンは下落した。大豆はブラジル通貨のレアル安で農家の売りが出たと伝わった事やレアル安で米産大豆の輸出が減少するのではとの懸念などで週末の手仕舞い売りが加速した。コーンは大豆に急落につれ安となったものの大口の輸出成約報告が下支えとなり下げ幅は限定的。
今日のニュース
主な経済指標結果
21:30米10月非農業部門雇用者数(前月比)26.1万人(予想31.0万人 前回1.8万人)
21:30米10月失業率4.1%(予想4.2% 前回4.2%)
21:30米10月平均時給(前月比)0.0%(予想+0.2% 前回+0.5%)
23:00米10月ISM非製造業景気指数(総合)60.1(予想58.5 前回59.8)

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