朝刊:2017/11/20

前日大幅反発した反動から利益確定売りが優勢となりNYダウ、ナスダックともに反落

NY為替
17日のNY為替市場では米債券利回りの低下を受け日米金利差縮小観測から円買いドル売りが優勢となった。又、米税制改革案が下院で可決されたものの上院ではすでに反対を表明している共和党議員もいることから今後審議が難航するとみられ年内の可決に懐疑的な見方が広がったことやロシア疑惑をめぐるトランプ陣営への捜査の行方が懸念されることなどもリスク回避の円買いドル売り圧力を強めた。一時ドル円は111円95銭と一か月ぶりに112円台を割り込んだ。ドル円相場は前日比1円近く円高ドル安の1ドル112円10銭前後で取引を終えた。
NYダウ
17日のNY株式市場では米税制改革案の上院での年内可決が困難との見方が相場の重石となったことや前日NYダウが急反発した反動から利益確定売りが優勢となった。昨日大幅高したウォルマート・ストアーやアップルなどが売られ相場を押下げた。一方で好調な四半期決算を受け小売株の一角が買われた。NYダウは前日比100ドル12セント安の23358ドル24セントと反落した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反落し、6782.79(-10.50)。
NY貴金属
金12月限は1296.5ドル(前日比+18.3)。白金1月限は954.6ドル(前日比+18.4)。金は大幅続伸した。ドル安による割安感に加え株安で安全資産としての金が見直され買いを誘った。その他にも原油高やトランプ政権のロシア疑惑への警戒などが金の支援材料となった。プラチナはドル安、原油高を受け買い優勢となり3日続伸した。
NY原油
原油12月限は56.55(前日比+1.41)。NY原油は大幅反発した。17日サウジアラビアのファリハ・エネルギー鉱物資源相が30日のOPEC総会で産油国は減産延長を発表すべきだと発言したことで減産延長への期待から買いが膨らみ相場を押し上げた。又、トランスカナダが原油流出でキーストーンのパイプラインを閉鎖したことから供給ひっ迫が懸念されたことも支援材料視された。ガソリンは7日ぶりに反発、ヒーティングオイルは反発した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は343.00セント(前日比+6.50)。大豆3月限は1001.50(前日比+18.25)。大豆とコーンは反発した。大豆はドル安やラニーニャ現象による南米産地への影響が懸念されたことなどが手掛かり材料となった。コーンはドル安による他の穀物相場の上昇が支援材料となったほか目先売られすぎ感の台頭で値ごろ感からの買いを誘った。
今日のニュース
主な経済指標結果
22:30米10月住宅着工件数(前月比)+13.7%(予想+5.6% 前回-3.2%)
22:30米10月建設許可件数(前月比)+5.9%(予想+2.0% 前回-3.7%)

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