朝刊:2017/11/21

欧州株式の反発や良好な経済指標の発表を受け安心感が広がりNYダウ、ナスダックともに反発

NY為替
20日のNY為替市場では米債券利回りの上昇や欧米株式の反発を受けドルが買い戻されドル円は112円台後半に上昇した。東京市場で米独の政局不安などで円が全面高となり一時ドル円は111円80銭近辺まで下落したが欧州市場では株高を背景にユーロが反発したことからリスク回避の円買いが縮小し、ドルを買戻す流れが強まった。ドル円相場は前日比50銭ほど円安ドル高の1ドル112円60銭前半で取引を終えた。
NYダウ
20日のNY株式市場では欧州株高や良好な経済指標の発表を受け安心感が広がり買い戻しが優勢となった。IBMやシスコシステムズ、ホームデポなど先週末下げが目立った銘柄が軒並み1%以上上昇したほかIT/ハイテク株が買われ相場の上昇を牽引した。一方で米税制改革の議会審議の行方に対する不透明感で上値が抑えられた。又、週末の感謝祭休暇を前に積極的な買いも手控え気味となった。NYダウは前日比72ドル09セント高の23430ドル33セントと反発した。ハイテク銘柄中心のナスダック指数も反発し、6790.71(+7.92)。
NY貴金属
金12月限は1275.3ドル(前日比-21.2)。白金1月限は923.6ドル(前日比-31.0)。金は大幅反落した。ドル高、株高でリスク回避の動きが後退したことや米長期金利の上昇で金利のつかない金からの資金流出懸念で売られた。プラチナは4日ぶりに大幅反落。ドル高、原油安や金の軟調が圧迫要因となった。
NY原油
原油12月限は56.09(前日比-0.46)。NY原油は反落した。特に目立った材料が無い中CFTCが先週末発表した建て玉報告で投機筋の買い持ち高が過去最高となったことから30日のOPEC総会が期待外れの結果となる前に利益を確定する為の持ち高調整の売りが優勢となった。又、ドル高による割高感に着目した売りもあった。ガソリン、ヒーティングオイルは反落した。
シカゴコーン・大豆
コーン12月限は345.00セント(前日比+2.00)。大豆3月限は1001.25(前日比-0.25)。大豆は小反落、コーンは続伸した。大豆はインドのパーム油輸入関税引き上げを受け大豆油が下落したことへの連想売りで下げた。ただ、11/16までの大豆週間輸出検証高が200万トン台を維持したことが下支えとなり下げ幅は限定的となった。コーンはアルゼンチン産地の乾燥天候への懸念やUSDA発表の輸出検証高が前週を上回ったことが好感され地合いを引き締めた。
今日のニュース
主な経済指標結果
24:00米10月景気先行指標総合指数(前月比)+1.2%(予想+0.6% 前回+0.1%)

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